■施行10年、不備だらけの「公益通報者保護法」 報復への罰則なく、退職したら対象外に
(キャリコネ - 01月29日 18:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3827564
葉公語孔子曰、吾黨有直躬者、其父攘羊、而子證之、孔子曰、吾黨之直者異於是、父爲子隱、子爲父隱、直在其中矣。
葉公(しょうこう)、孔子に語りて曰わく、吾(わ)が党に直躬(ちょくきゅう)なる者あり。其の父、羊を攘(ぬす)みて。子これを証す。孔子曰わく、吾が党の直(なお)き者は是れに異なり。父は子の為めに隠し、子は父の為に隠す。直きこと其の内に在り。
上記が,家族内や狭いコミュニティ内部のことであればOK。日本だけでなく,米国でも肯定される。米国の刑事訴訟法でも,
「夫や妻は,配偶者に不利となるような証言を行うことはできない」
となっている州が多い。
問題は,それを本来は,アソシエーション(またはゲゼルシャフト)であるはずの企業にまで,上記のコミュニティの論理を拡大するからおかしなことになる。日本企業は,法律よりも企業内の論理を優先。他方,米国企業は,建前上は,企業内の論理よりも,法律を優先。
これを論ずるには,法律論だけでは不十分。これは,日本企業がコミュニティの度合いが強すぎることからきている。他方,米国では,いつクビにされるかわからない状況で,法律に違反し,自分の手をよごすすのはまっぴらという思いがあります。そのため,企業内の論理が働きにくく傾向があるようです。
この問題は,,社会学や厚生年金制度などの広い視点をいれた議論が必要です。
二言目には,パナソニック,パナソニックという人がいます。ナソニックの回路設計方法を自慢げに話しています。若いころ日立にいた私にいわせると,
「大手電機メーカには,どこにでも独特の設計方法論がある。それを,パナソニックだけしか独特の設計方法論をもっていないような言い方はいかがなものか。やめてから20年以上になるのに,よく言うよ。所詮,パナソニックは,家電屋さん。鉄道車両,発電所,制御システム,産業用機器などの社会インフラ系のことは何もわからにくせに」
です。このような人など,まだ,パナソニックというコミュニティに属しているという意識がぬけないようです。
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