この映画，英語に吹き替えして，全世界に発信してほしいです。杉原千畝
http://www.sugihara-chiune.jp/ マレーでは日本映画はなかなかみれないからです。
この手の映画などで，一番不満なのは，下記の２点
� ／�原氏に暗黙に協力した人々（東条首相も含まれる）を意図的に無視。当時の日本の国是は ，八紘一宇のため，ある特定の民族を差別的に取り扱うことは，同盟国からの要請であっても，受け入れないと。
�◆＼鏝紂そ�かったイスラエル人たちが杉浦氏を探そうと，少なからぬ人々が日本を訪問したが，なかなか，消息が分からなかったこと。
�△陵�由は，日本の外務省が，イスラエル大使館の問い合わせにそっけない返事をしたことのあります。言い訳は，「センポ スギウラ」なるものは，外務省の記録にない」と。当時の，外務省の名簿に，杉浦性の人間は３名だったので，意図的に，はぐらかしたとか思えない。
さらに，米ユダヤ人協会が，サンフランシス講和条約締結前に，日本政府に対して
「スギウラ氏を米国大使にしてくれるなら，関係改善の労をとる」
とも申し出ていることもまったく無視されています。
イスラエル人と同行した人（神戸のホーネリアス教会の人と記憶）の手記によると，当時，イスラエル大使館も
「多くの人が，イスラエルから”センポ スギウラ”の消息を教えてくれと尋ねてくるが，我々もわからないのでどうしようもない」
と非常に当惑されていたようでした。
こんなわけで，一時は，助かったイスラエル人の間で
「センポ スギウラは，ナチのスパイによって暗殺されたのでは？」
との悲観論が流れたほどです。ただし，一等書記官として赴任してきたひと（日本語が堪能だった）が，日本の外務省の官報を詳細に調べ，
”退職金がでているので，終戦までいきていたはずだ”
と確信して，流布していた発音ではなく，漢字をもとに調べ続けて（ムチャクチャ大変だったに違いない），ようやく真相が判明したしだいです。
さて，ここから私の推測ですが，スギウラ氏をクビにしたのは，ＧＨＱの工作ではなかったかと疑っています。スギウラ氏が表舞に出て，政治力の強いユダヤ人たちによって，日本が，暗黙的にせよ，米国よりも寛大なユダヤ人政策をとっていたことが明らかになると，ＧＨQとしては，はなはだ都合が悪くなります。
米国がセントルイス号の乗客の上陸を拒否したことは非常に有名ですが，米国をめざしたユダヤ人たちを乗せた日本からの船舶の入港を拒否したことも忘れてはいけません。
ユダヤ人をもっとも人道的に対応したののは，ドイツの同盟国であった日本であったということになり，悪の枢軸と，一方的に断罪することが不可能となってしまいます。共産主義の恐怖から日本国をまもりるという国益のために，やむをえず，悪魔と手を結んだという日本の言い分が正当化されてしまうからです。
これでは，東条英機にすら，死刑判決を出すことがはなはだ困難となってしまいます。
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