mixiユーザー(id:5087127)

2015年10月27日00:23

255 view

野球之雑談帖(その81)―東京六大学秋季リーグ戦・明治対法政三回戦

さて何だかんだで東京六大学の秋のリーグも大詰め。昨日の段階では、対法政戦を残すのみの明治大学が、1勝1敗として、あと一つ勝てば(即ち法政から勝ち点を取れば)勝ち点5の完全優勝。対戦相手の法政は、これまで勝ち点は(どうした事か)東大から挙げた1のみ。仮に明治に勝って勝ち点2、とした所で勝率で立教を上回る事が出来ず、5位は既に決定済。
あと一つ勝てば優勝、の明治と比べると、モチベーションでは大きな差があるであろう事は、容易に推測が出来る訳で。またここ一番、優勝の掛かった試合では伝統的に明治は強い、と云うのがわたくしの認識。頑張って1勝1敗に迄は漕ぎ付けたけれど、法政の奮戦も此処迄だろう、と思いきや。

勝負事はやってみないと解らないもので、26日の明治対法政の試合は、13回表に法政がスクイズで1点を勝ち越し、その裏の明治の反撃をぴたりと押さえて、結局2対1で法政の勝利。明治は勝ち点を法政に取られて勝ち点4のまま。さあ、俄然面白くなって来ました。

と申しますのは、早慶戦の結果次第では、早稲田・慶応にも優勝の芽が出て来たのでありますね。即ち、早慶戦で早稲田が勝ち点を上げると、明治と勝ち点では並ぶものの、勝率で早稲田が上回って早稲田が優勝。
一方慶應がストレートで勝って(2連勝)、勝ち点4を上げると明治と同率になってプレーオフに。只、2勝1敗では明治の方が勝率が上になるので、明治の優勝、と云う事になるのだ、そうでして。

と云う訳で、早稲田と慶應を比較した場合、早稲田の方が優勝に近い、と云う事になる訳で。OBとしましては、明治に勝ち点を取られた段階で今シーズンはもうお仕舞い、と思っていたので、此処に来て優勝の可能性が出て来るとは思いませんでした。今週末の早慶戦は、またまた盛り上がりそうですね。

しかし、此処の所の法政はどうもパッとしませんね。平成24年秋のシーズンには優勝していますが、これは実に7シーズンぶり。翌平成25年春のシーズンは2位だったものの(この時は明治が優勝)、その後3シーズン続けて5位に終わり、漸く今春のリーグ戦では2位に返り咲いたものの、今シーズンもまたまた5位。
わたくしが早稲田に入学した年は、例の江川が最上級生であって、この当時の法政の強さが脳裏に沁み込んでいる所為か、ここ何年かの法政は、一体何がおきているのだろう、とちょっと不思議に思う程ぱっとしないなあ、と云う思いが(正直に云うと、ぱっとされてもちと困る訳ですが)。
昔々の法政OBである、元阪神の江本氏が春のシーズンに、法政が東大に負けた(これで東大の連敗記録が止まった訳ですが)時に、何処かのインタビューで「自分達の時代は東大に負けようものなら先輩やら更に直接面識のない大OBから、もうぼこぼこにされて(これが文字通りの鉄拳制裁を含むものなのか、それともグラウンドや合宿所の板張りの廊下で正座をさせられての大お説教大会だったのか、は定かではありません。が、時代を考えると前者であった可能性が高い様な)大変だった」と語っていましたが……

ともあれ早稲田OBとしましては、早慶戦を楽しみにしたいと思います。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する