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2015年08月10日23:52

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歴史之雑談帖(その154)―特攻潜水艇海龍、発見か

終戦から70年と云う事が何か影響しているのか、戦艦武蔵・伊号400型潜水艦と続いて今度は潜水特攻兵器として開発された記録のある、小型潜水艦海龍と思われる沈没潜水艦が発見されたそうです。

<引用開始>

下田沖で特攻潜水艇「海龍」発見 2本の魚雷装備が…物資不足で“特攻兵器”に

旧日本海軍の2人乗り特攻潜水艇「海龍」とみられる船体が静岡県下田市の下田港灯台沖約250メートルの海底で見つかった。地元の海底調査会社「ウインディーネットワーク」が10日明らかにした。海龍は旧海軍が太平洋戦争末期に開発。当初は魚雷を2本装備する予定だったが、物資不足から敵艦に体当たりする「特攻兵器」となった。本土決戦を念頭に約220隻が建造されたという。

見つかった潜水艇は長さ約17メートル、幅約1メートルで、水深約35メートルに沈んでいた。ウインディーネットワークは戦後70年の節目に今月4日から、地元住民の情報をもとに周辺海域を音波で探索。5日に船影を確認し、水中ロボットカメラで撮影して潜水艇の姿を捉えた。同社によると、潜水艇は昭和20年8月13日ごろ、神奈川・横須賀から静岡・沼津にある基地に向かった海龍4隻のうち、下田に寄港する際に岩場で座礁した1隻の可能性が高いという。引き揚げが可能か今後検討する。

<引用終了>

出典Web:http://www.sankei.com/life/news/150810/lif1508100025-n1.html

昔々、未だ小学校の低学年であった頃であったか、と思いますがこの海龍
のプラモデルを買った記憶があります。流線形の中々格好良い潜水艦だなあ、と印象に残った記憶が。尤も当時の事ですから、昨今の様な綿密な考証を加えてのモデルではなかったろう、とは思いますが。

探せば見付かる可能性があるのであれば、個人的には大和型戦艦の三番艦として起工されたものの、途中で空母に改造され、未完成部分を残して横須賀を出港し、潮岬沖で米軍の潜水艦に撃沈されてしまった、悲劇の軍艦信濃を探して貰いたい様な気がしますね。只、沈没した辺りは日本の沿岸なので、そんなに深くないだろうと漠然と考えていたら、実際には6〜7千メートルの深さがある所だそうでして。ううむ、タイタニックやビスマルクで、確か4〜5千メートルですから、簡単に潜って探査する、と云う訳にもいかなさそうで。将来の技術開発に期待するしかない様ですね。
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