野球之雑談帖（その77）―夏の高校野球選手権地区予選

さて、暑い夏の季節となりまして。此処数日は、関東では一段と厚さが厳しいものがありますが、そんな中、夏の風物詩高校野球の地区予選が大詰めとなりつつあります。代表校もぼこぼこ決まり始めて居りまして。

今日は関東では話題の西東京代表の決勝戦、早稲田実業と東海大菅生の試合が。今日は東京都心でも猛暑日、と云うのに神宮球場は満員。何と言っても早稲田実業の1年生スラッガー、清宮君が話題でありますから。まあ、御苦労な事であります。

試合は8回迄5対0と早稲田実業がリードされる展開。や、これは清宮君の活躍を甲子園で観るのは来年迄お預けかな、と思いきや。一気に8点取って、試合を引っ繰り返す荒業が飛び出して、結局8対6で早稲田実業が勝利。清宮君の活躍を甲子園でも観られる事となったのは、御同慶の至り。
高校野球はこれがあるので、観戦を止められないですねえ。まあ、負けた側の東海大菅生にとっては、悪夢の様な8回ではなかったか、と思います。

埼玉大会は準決勝で、春の選抜でベスト4迄行った、夏の大会の代表校二重丸大本命の筈の浦和学院が、県立白岡高校に4対1で負ける、と云う実に意表を衝く展開に。さあ、決勝が面白くなって来ました。
長年の地元神奈川では、わたくしの母校は今年はどうした事が、ベスト16に入る事も出来ずに負けて仕舞って、おやおやと云った所ですが、ベスト4の顔ぶれが何処が代表校になっても可笑しくない所ばかり（横浜、桐光、日大藤沢、東海大相模）。さあて、全国の代表校の顔ぶれが楽しみ、でありますね