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2015年06月21日23:57

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新譜之雑談帖(その205)―ピエール・モントゥー録音集成(32CD)

さて、ケンペ、ビーチャム、ベーム、クリュイタンスと録音集成を出して来たヴェニアス・レーベルでありますが、次にどの演奏家の録音を纏めて来るか、と思っていた所、よもやのピエール・モントゥー。おお。

収録予定曲目を見ると、デッカやコンサート・ホール、フィリップス、さらにはウエストミンスターへのステレオ録音が中心の様でありますが、ベートーヴェンではわたくしが鶴首して止まなかった、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団との『英雄』も。そしてリハーサルも。おお。なんてこったい。

此処で気になるのが、音のクオリティでありますが、少なくともこれまで発売されたものを実際に購入した人のレビューでは、少なくとも「安かろう悪かろう」ではなく、まあ満足の出来る範疇である様で。

先程も記した様に、元々の音源からすると、矢張りかなりの数の録音がダブって仕舞うのですが、そんな事は言っていられない(些か興奮気味)。今迄未入手の録音が、今回漸く聴ける様になる事を考えると、これを逃してなるものかと云う気持ちを抑えるのは中々難しいのが本当の所。

某塔音盤店の予約申込数の表示では(景気づけの意味合いもあって、実際の数字を出してはいない可能性も、なくはないけれど)発売予告がでた直後は堂々の1位となっていた事もあって、前評判は上々の様ですね。うかうかしていて入手し損なって、後悔の臍を噛む思いは味わいたくないので、万難を排して入手を図りたい所です。

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