(昨日の日記の続き)
2月28日の飛行の続き。
高度も上がらず、神経を使う上昇気流であったこともあって、上空で写真を撮ることはできなかった。
その代わり、F氏と色々とおしゃべりをしながら飛んだ。
あまり上がらなかったこともあって、操縦は僕だけが行った。
次の仲間のフライトもあるし、低空で粘っても仕方ないので、1時間ほどで帰るつもりだった。
帰投判断をして車輪を下げ、RW(滑走路)33のダウン・ウインド(着陸経路)に入る。
板倉フライトサービス(無線局)にその旨を伝えると、地上の風は「160度方向(南南東)から2m/秒」とのこと。背風着陸である。
よくあることだが、ダウン・ウインドに入ってから、やたらと上昇気流に当たる。まぁ、下降気流に当たるよりはよいのだが、高度の調整が難しい。背風着陸だから、あまり高い高度では入れない。そのため、ベース・レッグからダイブ・ブレーキを使って高度を落とした。進入速度は120Km/時。
だいたい目標接地点あたりに降りるかと思った瞬間、機体が少しだけ浮いた。
背風のためにスルスルと地面が流れて行く。
結局、接地点よりも随分と先の方に降りてしまった。
背風なので、地上滑走の後半部分では舵の効きが悪くなる。
RWから待機帯に外れたところで、少し強めにブレーキをかけたら、機体が前につんのめった。
・接地付近での速度管理
(背風時は100Km/時くらいを維持せよ!)
・ダイブ・ブレーキの最大限の利用
(力を入れて引け!)
という2点において、背風着陸に充分には対応できていなかった。
1時間3分のフライト。
地上では、風向きの変化に対応して、RWを「33」から「15」に変更するピスト・チェンジの準備中だった。
結果論としては、意図しない「ロング」(接地点から遠く前方への着陸)のために、地上運搬の手間が少し省けたのだけれど。
先日の強い西風、横風着陸から、今日は背風着陸。色々な状況に応じて対処できるようにならないとね。勉強になります。
■ログ・ブック(飛行日誌)の備考欄
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