手にむすぶ水さへぬるき夏の日は涼しき風もかひなかりけり
「和泉式部集」(30)より
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手ですくった水も生ぬるく、涼を感じられない。
涼しいはずの風が少しばかり吹いても、涼しいとも感じられない。
そんな歌。
読んでいて「なるほど面白い」と思ったが、ネットなどで取り上げている人は多くない。
色女であった和泉式部の歌としては、ちょっと色気が足りないからか(笑)。
土曜日の板倉滑空場では、昼間は風も無く、まさに「かひなかりけり」という感じだった。
ただ、夕方には、涼風と言えなくもないくらいの風も吹いた。
日曜日の板倉滑空場は、豪雨と暴風に見舞われたのだそうだ。
http://blog.livedoor.jp/japansoaringclub/archives/51858223.html
28日と29日、関東は、すこし涼しい風が吹いた。
夕方、気温が25度くらいになり、5m/秒の風が吹けば、涼しいとも感じる。
今日は、もう少し暑くて、風も弱いようだ。
でも、呑もうと思えば冷たいビールを呑めるのだから、平安貴族よりも優雅な夕べだよね(笑)
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なんて話を某所でしたら、「中世温暖期」(Middle Ages warm epoch)というものについて教えてくれた人がいた。
「西暦800〜1300年は,現在並み,あるいはそれをやや上回る温暖な時期」があったのだそうだ。
これは、ヨーロッパだけでなく、日本にも共通したものであると推測されているらしい。
http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliHis.html
http://www.yoho.jp/shibu/tokyo/41miyahara.pdf
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