今日からプロ野球が開幕。
地元のライオンズを応援しているぼくは、毎年、開幕前に頭の中で展望を立てる。そしてシーズン終了後に「思ったとおりだった」と自分の予想の正しさを認識する。
しかしいつも自分の胸におさめているだけなので、予想どおりだったとしても誰にも自分の正しさを自慢できない。
なので今年は今のうちに記しておくことにする。
今シーズンのライオンズは、はっきり言って試練の一年になるだろう。
まず、伊原監督の契約が一年だったことが疑問。ぼくの考えでは、選手、なかでも自分のスタイルを確立している主力選手が、たった一年で去る監督に従うとは思えない。
そして片岡選手や涌井投手といった、まだまだ働ける主力選手が去ったというのに、それに見合う補強をしていないのも解せない。
これらはつまり、球団のフロント陣は今シーズンに勝負をかけていないということに映る。伊原監督にも「腰を据えて常勝チームを作ってくれ」と言っているわけではないことを契約年数が証明してしまっている。優勝はおろか、クライマックス・シリーズ進出もおぼつかないだろう。
まあ、ヤクルトが弱小球団だったころから応援し続けている村上春樹さんは、1960年代、あまりの弱さに「人生、負けることに馴れておくのも大事だから」と諦観していたと言うから、ぼくもその心境で楽しもうと思っている。
とまあ、不安材料ばかりを挙げてきたが、今年のライオンズがクライマックス・シリーズに進出できないと決まったわけではない。
上位に食い込める条件が一つだけある。開幕と同時に突っ走ることだ。投打のバランスがガッチリ噛み合い、交流戦あたりまでいいムードをキープできた場合、それは可能になるだろう。2008年がそうだったように。
そうなることを願う。
はみだし
さっき、開幕戦を観てきたところたが、そのことは次回。
ログインしてコメントを確認・投稿する