もうすぐ終了『清水ミチコと三谷幸喜 MAKING SENSE』

　欠かさず聴いている（留守録だけど）ラジオ番組『清水ミチコと三谷幸喜 MAKING SENSE』が三月いっぱいで終了することが、三谷さんから実にあっさりと番組内で発表された。
　そのあっさり加減は三谷さんらしいものだが、ぼくとしては大ショックである。ちょうど十年続いたらしいが、こんなに面白いラジオ番組はそう滅多にあるもんじゃない。二人の絶妙な掛け合いは深夜放送にふさわしい笑いだった。

清水さん「あんたって、子供のころ、いじめられてたでしょう？」
三谷さん「そんなことないですよ。どっちかって言うと、人気者だったんじゃないかなあ」
清水さん「ひどい目にあったことないの？」
三谷さん「そういえば、砂に、首だけ出して埋められたことがある。みんな楽しそうだったなあ」
清水さん「それって、いじめられてることに気づいてないだけじゃん！」

　今のところ朝日新聞の連載エッセイ「ありふれた生活」が続いているからいいようなものの、これだっていつ終わるか分ったもんじゃない。
　はじまればいつか終わるのが常とは言え、ファンとしては長く続くことを祈ることしかできないのがつらい。