新金線を旅客線化する

　 ここで一つ、関東ネタを。
東京23区東部に、総武本線と常磐線を短絡する貨物線が存在しており、この線区は「新金線(しんかねせん)」といいます。一応の事、旅客線化を考慮して複線化のためのスペースを確保していますが、地点によっては駐車場に転用している箇所もあると言われています。常磐線で日暮里経由だと大回りをする形となるので、距離の短縮のために新金線経由するのが望ましいものがあります。
東京・金町間で両ルートの距離の比較をすると、従来の日暮里経由では17.6km、新金線経由では17.1kmとわずかに0.5km分の短縮効果が見込めます。ただ、現行の新金線の規格では95km/hまでしか飛ばせませんが、少し軌道の補修整備をすれば110km/hぐらいは行けれるはずです。


　 何より、日暮里・東京間における列車密度の過度な密集化を避ける意味合いでも、常磐線のルートの切り替えをするべきと言えます(日暮里・東京間では、東北本線と高崎線の列車が乗り入れたりする)。