オルゴールの倶楽部が発行している機関誌「Mechanical Muisc」の2014年3〜4月号が届きました。
ハイライトはウーリッツァー社が1900年頃に製造していたペーパーロール式自動演奏ハープの復元の記事です。この機種はStyle A(写真1と3、デラックス版)とStyle B(写真2、普及版)が作られていて、A形は700ドル(金価格で現在の貨幣価値に換算すると76倍≒5,000,000円程度(チト高すぎるような気もします)、ソフトであるロールが1本35,000円程度となります。
音の方は?? 人が普通のグランドハープを演奏するのをごく近く(3mほど)で聴いたことが有りますが、迫力も兼ね備えた深い雅で滑らかな音が想像していたよりも大音量で押し寄せてきたのには驚きました。それに引き換え機械が演奏するハープは撥弦楽器ではなくて、打弦楽器であるかのように聴こえたのは私だけでしょうか?
ウーリッツァー・ハープがバッハをやっています。
http://www.youtube.com/watch?v=GeK1FY0qTS4
こっちは本物のグランドハープでバッハをやっています。
http://www.youtube.com/watch?v=Q5RmSosQ2h4
やはり機械が人の真似をして楽器を演奏するよりも、人が楽器を歌わせた方がいいようですね。でもオルゴールは人の真似じゃなくて独自の世界を持っているので、それ自体に魅力を感じるのですが〜。
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