先週、モジョでくつろいでいるとき、店内で流れたアルバムにグラスを持つ手が止まった。村上ゆきさんを思わせる優しい歌声に惹かれたのだ。
それに気づいたマスターがnaminote(ナミノート)というデュオだと教えてくれた。翌週(つまり今週)にモジョでライブがあることも。
その場で参加を決意。
モジョで観るライブは、You Tubeを観て決めることが多いのだが、こういう例もある。
ライブはヤマザキヤマトさんも出演予定。楽しみが倍増した。
昨日がそのライブだった。naminoteのボーカルErikaさんの期待どおりの癒し系な歌声は実に心地よかった。ライブ終了後にCDを買っていた人がたくさんいたが、その気持は理解できる。
ヤマザキヤマトさんも素晴らしかった。
観るのは四度目で、二年間ご無沙汰していたのだが、以前にもまして心に響いた。二年前は、中華鍋の取っ手をはずして裏返したような「Hang」という珍しい打楽器だけを扱っていたが、今回は、ブラジルのカポエイラのときに奏でられる「ビリンバウ」やアフリカの「トーキングドラム」といった民族楽器も使用。それらをことごと使いこなしていた。そしてボーカルにも説得力がある。
真の実力者であり、魂の音楽を堪能した。
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