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2013年05月14日12:55

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初の八重山

 石垣島を中心に、西表島、竹富島などをめぐる二泊三日のツアー。
 心配だったのは天気である。何しろ過去十年の記録を見ても、出発日の5月11日はどっぷり梅雨入りしているのだ。昨年にいたっては石垣島は4月30日が梅雨入りだったようだ。出発の一週間前から毎日天気予報をチェックしていたが、それを裏付けるような傘マークしか出ていない。だから天気はあきらめていた。
 ところがじっさいには、雨らしい雨は最終日の午後、あとは帰るだけという状況になるまで降らなかった。石垣島から竹富島や西表島までの高速船、竹富島での星砂の浜(星砂は見つけられなかったけど)、西表島でのマングローブのジャングルクルーズや由布島までの水牛車など、ポイントとなる場面では一度も降られなかった。二日目に星砂の浜に立ったときと、最終日の朝にホテル前のビーチを散歩したときには日差しさえ出るほどだった。見たかったエメラルドグリーンの海を堪能できたわけだ。超ラッキーである。

 フォト フォト

 ツアーは自由時間が少ない反面、ガイドさんが説明してくれなかったら知り得ないことが多かった。
 たとえば西表島には街灯というものが一つもないこと。自然保護区に指定されている関係でそういうことになるらしい。また、側道に角度45度の溝があるのだが、それは溝に落ちたカメが這い上がれるギリギリの角度だそうだ。また島内には、たしか130本ぐらいだったと記憶しているが、地下道があり、それはイリオモテヤマネコのための道で、現在イリオモテヤマネコは90匹ほど生息しているとのことだった。
 そんな、知ったからといって今の生活に役立つわけではないが、知ると何だかちょっと得したような気分になる説明を聞きながらのバスでの移動だった。
 ところでイリオモテヤマネコと言えば、先日、村上春樹さんは京都大学での講演で、街で自分を見つけても声をかけないでほしいということを、「ぼくのことはイリオモテヤマネコのような絶滅危惧種の動物だと思って、そうっとしておいてください」と表現した。
 そのニュースを見たとき、今回のツアーで西表島に行く予定になっていたので、勝手に運命を感じて嬉しかった。また、高速船内でテレビを見ていたら、週間ニュースでその場面が流れたちょうどそのときに西表島に着いたのも面白かった。
 ちなみに本物のイリオモテヤマネコは見かけませんでした。

 宿泊した2ホテルはどちらも部屋が広く、海が一望できた。まさにリゾートであり、居心地満点だった(その分、帰ってきてからの仕事への切り替えが大変だったが)。
 食事は石垣牛やゴーヤチャンブルー、八重山そばなど、本場のものをたくさん食べた。朝食ビュッフェではマンゴー・ジュースもシークアサー・ジュースもあったので、ここぞとばかりにいっぱい飲んだ。オリオンビールや石垣島地ビールもおいしくいただいた(おかげで帰ってから体重を測ったら1.4キロも増えてた)。石垣島地ビールは実に個性的で、ドイツワインの特徴を表現するときの“土くさい”という言葉が当てはまるかな。
 フルーツもたくさん食べたが、中でもパインは絶品。ちょうど旬らしい。
 感動的だったのはピスタチオのアイス。濃厚なおいしさに、ビュッフェだったので3回もおかわりした。

 フォト(色は抹茶みたい)

 高速船では沖縄本土より尖閣諸島のほうが近いだけあって海上保安庁の船も見かけたが、そういうことも含めて、特徴的な家の屋根やそこらじゅうに広がるサトウキビ畑など、大いに沖縄を感じた旅だった。

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 フォト(木になっているパパイヤ。気になったので撮りました)

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