オープン・カレッジ二講目がオープンした。
「村上春樹作品から学ぶ文章教室」。
文章教室はカルチャー・スクールでもいくらでもあるが、好きな作家を教材にした教室なら学びやすいだろうと参加することにした。むろん、自分の執筆活動に刺激を与えるためである。
講師は井之上達矢氏。三十四歳の中央公論社の現役編集者。
現役バリバリの編集者だけあって目のつけどころが深いし、文章を構成させるしくみなんかも実に分りやすく説明してくれた。今までいくつかのこの手の教室に通ったことがあるが、こんなにスッキリ分らせてくれた人は初めてだ。文章の構成に関して、今まで自分なりに考えていたことで常に霧がかかったようにぼんやりしていることがあった。その霧を取り払って視界を明快にしてくれた感じだ。
次回にもとても期待が持てる。
宿題が出た。
原稿用紙300枚程度の物語を想定し、その書き出し部分の1000字程度を一週間以内にメールで提出するのだ。
面白そー。
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