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2012年05月27日19:35

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所沢『ミューズ』デビュー

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 二月ごろ、村上春樹氏と小澤征爾氏の対談本『小澤征爾と、音楽について語る』に夢中になってマーラーなんかをよく聞いていたのだが、対談の中で小澤征爾氏が弦楽四重奏の重要性を熱く説いていたので、氏のCDは聴いたものの、手ごろな演奏会があれば行きたいものだとネットで探した。
 そのとき見つけたのが所沢ミューズで開催されるプラジャーク弦楽四重奏団だった。世界トップクラスのライブが2200円という安さ。所沢エライ! すぐにチケットを買った。
 その演奏会が今日だった。
 前から4列目の中央近くという息づかいまで聞こえる絶好の席で堪能できた。ぼくのようなクラシック無知でも、それがとんでもないレベルの演奏であることは理解できた。

 ・モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩り」
 ・ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」
 ・シューベルト:弦楽四重奏曲第13番「死と乙女」

 聴衆の反応も素晴らしく、拍手はおろか「ブラボー!」の声もあちこちからかかっていた。そして鳴り止まぬカーテンコールに応えて、二度もアンコールをやってくれた。
 オーケストラもいいが、室内楽の親密な空気は心地よいので今後もときどき出かけたい。

 あっ、会場となったミューズのアークホールもよかったです。新しいし広いし天井も高いし、言うことなしの素晴らしい会場でした。


*はみだし
 五日ほど前に急性喉頭炎というものにかかり、声が出ずに苦しんでいたのだが(その割りにはモジョに行ったりしていた)、ようやく今日から正常に戻りつつある感じになってきた。あまり声を張らなくても発声できるし、言葉になる。あと三日もすればカラオケにも行けるだろう。行く予定はないのだが。
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