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2011年06月02日12:26

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宝クジ

 みなさんご存知のドリームジャンボ宝クジ。実績のある売場では長蛇の列ができるあの宝クジ。
 先週、生まれて初めて自らの意思で買ってしまった。
 つき合いで買ったことなら過去に三回ほどある。会社に出入りしていた銀行員から買ったのだ。十枚買って、いつも三百円だけ当たった(というかハズレた)。
 興味がない理由は、当たるわけがないと思っているからである。また、こんなタナボタな金に用はないとも思っている。労働し、それに見合った収入は得たい。だがいわれのない金を受け取ることには大きな抵抗を感じる。ギャンブルにのめり込めないのも、その辺のことが原因だろう。
 十五年ぐらい前に、ナンバーズにだけちょっと興味を持ったことがある。ナンバーズ3と4の二種類があって、自分で選んだ3ケタないし4ケタの数字が合えば当選という、クジでありながら自己責任みたいな要素に惹かれたのだ。ハズレても自己責任ということは当たれば自分の成果ということに他ならない。ぼくは三万円を元手に半年間遊んでみることにした。
 そしてナンバーズ3において二度当選し、十三万円を獲得した。元手を差し引いて十万円ゲット。もちろん、こんな泡銭は貯金なんかするものではない。考えた末、当時は浦安に住んでいて地元の千葉ロッテマリーンズを応援していたので、千葉マリンスタジアムの年間シートを購入。二階席だが、バクネット裏から、当時の球界ナンバーワン投手、伊良部秀輝の剛速球に目を見張った。そして伊良部VS.ライオンズ時代の清原、伊良部VS.オリックス時代のイチローの名勝負に手に汗握った。
 それはともかく、そのようにクジに対して冷めているぼくがこの度買うことにしたのは、単純に「当たったらいいな」と思ったからだ。
 いわれのない金は受け取れないという考えは変わらないが、人間が丸くなったのか、よほど金に困っているのか、クジの当選はいわれのない金ではないと考えることにした。だって、一等の二億円が当たるに越したことはないが、三等の五百万円だってぼくには大金なわけで、それがあれば悩みのほとんどが解決するのだ。かた苦しく考えるものではない。ちなみに買ったのは連番とバラ、それぞれ十枚ずつで六千円。
 子供のころからクジ運は悪いほうではない。小学校低学年のときはスーパーで電気スタンドを当て、小学校高学年ではオモチャの缶詰を二度当て、つき合いで三回だけ行った競馬場では万馬券を当てた。そして前述のナンバーズの当選もある。
 さて、いかなる結果が待ち受けていることだろう。

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