速報。
SAMURAI BLUEは、
なぜ敗れたのか。
勝味は薄かった。これが正直なところでしょうね。
ワールドカップ・ブラジル戦の結果です。よくて6対3というボールキープ率の中で勝ち切るのは並大抵ではない。勝とうにも手が出ない、あまり言いたくはないが、かくの如しです。
今回のワールドカップ、日本はひとつ強くなっていた。それは、そう思う。
「優勝候補のダークホース」
と森保監督が自分たちの能力を定義した、その実力は十分に持っていたんだろう、と思います。
まず、そのダークホースとしての能力の分析から、
これまでのジャパン・チームより、確実に向上したものはシュート・スピード。かつての、どのジャパンが繰り出すシュートに比べても、見た目の印象で言えば1.5倍の速さ、力強さ。
わかりやすい例で言えば、オランダ戦。久保からパスを受けた中村は、マイナス方向に回り込みながらシュートし、同点にします。これねぇ、以前の日本選手ならマイナス方向に回って打てば、ヒョロヒョロ球になる。それがビューンだ。
大谷と同じだね。きちんとパワーを持ち、その上で、スピードと組織力を使っていた。日本チームのパワーアップ。その象徴的ななシーンです。
これもあまり言いたいことではないが、トルシエの
「もっとパワーをつけないと勝負にならないよ」
という主張を20年かけて具現化したと言えるのかもしれないね。
今回のワールドカップの解説番組に、トルシエが現れて
「もっと積極性を持ったら、あの時のチームはもっと上に行った」
と言っていたが、つまりそのままの通りの成長の仕方だったのだろう。
言っときますが特に(いじめっ子)トルシエが偉いわけではないよ。
順調にパワーと組織力、積極性がトリオで進歩してきたということです。
それが、なぜ破れたのか。そのほとんどはボールキープに現れていると思う。
ブラジル戦以外ではほぼ五分のボールキープ率だったのですね。
だがブラジル戦では6対3(3対6の方がわかりやすいか)となった。1点を先制して「守りたい」という気持ちが先行してきたのも大きいが、根本的な理由があった気がする。
それはパス回しによるボールキープだけだったこと。それをブラジルは読んだ。前に出て受けずに、前後に狭いライン(横一線に近い)を引けば日本のパスは詰まってくる。という作戦です。
1、2、3、4とパス回しを続けると、ライン全体の深さがなくなって詰まってきて、はいカット。という状態になったようです。わずかに前田の飛び出しだけが、外しの技なのですが後半バテてくると、相手の作戦を混乱させるまでの勢いがなくなった。(守りバテもあるからね)。
で、答えです。
ドリブラーがいなかった。ドリブルで相手ラインを破る、という攻めながらのキープができないので展開自体が単調になった。
これが、すべてだろうと思う。
嫌な話しです。ないものねだりの子守唄であるが、日本の誇るドリブラーがピッチにいなかった。三苫のことです。
そして、もう一人、久保。(久保は三苫よりゴールには遠い位置が多く、それが仕掛けのポイントの段差を作る)つまり二重に良い。
三苫は怪我でワールドカップに来ていない、そこに来て久保も怪我。
組織プレー、つまりダイレクト・パスの連続でクズシ作る攻撃のみとなった日本、それがブラジルのラインを安心させてしまった。
ビデオを見て欲しい。上のパスのリズム、その3、4あたりで、スッとブラジルは上がってカットしてくる。後半はほぼその繰り返しだったような気がする。
あれが疲れるんだろうなあ。メンタルを含め。あーあ、だ。そして、
疲れが、魔の空白を呼び込むんだ。
後からなら誰でも言える嫌味なやつを二つ。
�.屮薀献襪�1点目。
ヘッドの競り合いと分かっているのに、どうしてキーパーは手を下げ気味に出てきたんだろう。手を上げて出れば自動的にブロックできたはずなのに。
�▲屮薀献襪�2点目。
シューターを挟んでいた守りの二人。佐野と菅原かな。どちらかが少し詰めておけば問題なかったのだが、ほぼフリーにしてしまっていた。残念だなあ。特に菅原の位置は中途半端。とは言え、これが魔の空白か。
というようなわけで、全体としての敗因、直接的な敗因の両面を書きました。
特に直接的な敗因�´△蓮◆屬覆鵑箸�なんねぇか」という嘆きに過ぎなくてね、責める気など毛頭ないですよ。あーあ、4年後にまた見ることができるかなあ。三苫は29歳、4年後は33歳になるのか。故障さえなければ、ピークの年齢。今回で言えばメッシは39歳。
いいねぇ、いいよー、オイラはピークを過ぎているけど。
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