先生ーッ、高市さんと安倍さんが火遊びなんです。
あのー、予算委員会の脇でコチョコチョしていると思ったら、はじめちゃいました。
「いけないよねー」
わたし、注意したんだけど、やめないんです。
どうしてか火がついちゃったんですかね。全部わかっているはずなのに、はじめちゃった。やーあだ。
「やっぱ、いけないよねー」
どうしてってね、並べ直せばほとんどが安倍さんの「台湾有事」を蒸し返しているだけで、安倍さんがムニョムニョ言い淀んでいたとこを
「この際だから、わたしが…」
とすっかり承知でパッと脱いじゃったんです。隠し事なし、大事なとこモロ出しです。そしたら、左の胸に「右」って書いてあったんです。
熊った、熊った。熊った日本です。
「戦艦問題」は、「戦艦なんてもはやない」ってことを知らないのだから仕方はない。こんなのは、素通りでいいでしょう。
問題のほとんどは「ひとつの中国論」ですね。これで隣のクラス、中国組の人が怒っています。
集団安全保障の範囲論や適応論も入ってきますが、これも「ひとつの中国論」に収斂していくので「ひとつの中国」で一括してお話します。
「台湾有事」というのは、安倍さんが言い出したことですね。一説によると
「ヘイ、安倍っち、貴国の防衛費を予算の2%にしろや」
という「怒鳴るど・トランプ」の怒鳴り声に対応するために捻り出した、とされています。元はと言えば、みんなにお金を出してもらうための方便。この方便が安倍さんの右翼ごころをいたく刺激したんですね。
台湾有事とは言っても台湾という場所を特定はできないので「台湾海峡」という言葉でまぶしています。この辺りがいかにもの安倍語法。
「台湾海峡に緊急事態が発生すれば、わが国の存立危機事態になる」
というような言い方です。
「中国と台湾との紛争が発生すれば…」
というように中国と台湾を並立に扱えば、「ひとつの中国」に違背するわけですね。二つの国の争いという表現になってしまいますから。得意の目くらましです。
だけどねぇ、安倍さんが大好きな高市さんは、
「いいわよー、わたしがあなたに変わって言ってやる。言いたいんでしょ。文句なんか言われても、わたし、失敗しません」
というわけで
「中国と台湾との間で緊急事態が発生すれば…」
と言っちゃった。あーあ、言っちゃった。失敗しちゃった。
茂木外相の助け舟
「あれは台湾地域という意味だから、全然、問題ないよ」
とやるのだが、ほぼ無視。シーン。誰にも相手にされない。
「従来のわが国の立場となんら変わらないものと思います」
と高市さんは同じ委員会で言うのだが、無理。
台湾と場所を特定しているし、もっと言えば
「二国間の紛争と名指ししているようにさえ聞こえるね」
茂木外相の助け舟をさらに延長すれば、
「日本は台湾を台湾という地域名で呼ぶことで、中華民国という国家を承認しているわけではない」
ということなのだが、これが中国は日頃から面白くない。中国から言わせれば
「ここで、ついにシッポを出した」
ことになる。
なもんだから
「突然、首を突っ込んで内政干渉をしている」
とあちらが言ってくるわけです。
で、どうしたらいいか。二つのことを言えばいいのです。
「わが国は、変わらずひとつの中国を承認しています」
「先般の台湾は、台湾地域と言う意味の言葉であって、個別固有の場所、台湾を名指ししたものではありません」
と、まあ、ここまでやれれば、あっという間に治るのですが、今度はこっちができない。
どうしてか、胸に「右」って書いてある人だからですね。
右のプライド。
そして、もうひとつ。
右の世界での解釈が成立していて、それとニアミスするのですね。早い話が台湾派の議員がいて、その人たちにすれば台湾は国なのだから、
「そうだよ、そう言うことだよ」
と、してやったりのなわけですよ。その上で、
「裏切りは許さない」
と構えているわけです。
ま、「右」のことを忘れればあっさりなんですが上のようなわけだし、さらに
「安倍さんのこころを大事にしたいわ」
などという高市ごころもあるらしく、前に進みません。
実は集団安全保障の範囲と適応が大事なんだけど、これは友好国と言う言葉で内容をさまざま端折っています。
アメリカという言葉が出ていないし、さらにそこを突けば友好国は台湾とも取れてしまう。さらに、どこからが存立危機事態なのかも不明瞭。
「ひとつの中国」を追っていくことで大まかな定義を明らかにしよう、という局面でもあるのです。さあ、どうする。
「アメリカは、ひとつの中国と台湾有事を両立させる戦略的曖昧さを保つことで抑止してきた」
というのは事実で、ここでもわれ先に高市さん脱いじゃったと言えるわけです。
でもねぇ、この火遊びは確信犯。ここが本当の辛いとこ。古くて強い日本語、
「どの面さげてあやまるのよ、このわたしが」
あやまらない女、高市は行くよ。このままで。
いやあ、熊った、熊った。
火遊びはねぇ、チンチンがハレちゃうよ。これ脅しにならないか。女性総理はだからダメなのかなあ。
「ポンチ、たびなし」でも男がいいか。あ、これ小説「人生劇場」のド頭に出てくる一部の人に有名なギャグ。逆さまに読んでください。(久々の差別用語連発、わし、口ごもる)
ついでに「だいぬ」なのよ高市さん。「いなくたみ、もれだ」なんだけどなあ。
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