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2024年08月17日02:13

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柔道が、カジノ法案を絞め落とすことになるか。

 デジタルサイコロがクルルと回って
「おーい、よせよ、よせよ」
という日本中の声の中、最後にプルルンと揺れてなんと+90kgで止まった。

 あのパリ五輪柔道の延長試合の裁定です。

 その後のことはフランスの英雄リネカーが、日本の英雄ジュニアの斎藤立を大外で倒し、金メダルは大逆転でフランスのものになった。このデジタルサイコロの裁定にはさまざま意見があるようだが、金メダルの事実はどんどん進行するからね、あっという間に何も言っても無駄になる。

「それはしょうがないや」
と思っています。でもね、意外な効果をあげたのではないか、と思うところがあります。知らぬ間の「隠れイッポン」です。

「あんなものどうでもなるじゃない」
あんなものとは、デジタルのこと。そこですよ、そこ。デジタルへのきわめて正しい知識が日本人の中に広がったのですね。もう少し噛み砕きます。
「デジタルは主催者のいいようになる」
 デジタルはブラックボックスだからです。
 わかりやすいでしょう、もっとはっきり言えば
「デジタルはインチキ、やり放題」
というようなことが、これで日本人の共通認識になった。かなりの程度でそう言えると思うのです。

 その時に、かしこい日本人は次々に思いだすのです。
 山口県阿武町の誤振込5,000万円がギャンブルで無くなっちゃった事件や、水原一平さんがどうして負け続けたかなどがたくさんの日本人の頭の中を駆け巡ったことでしょう。
 ほぼすべてがデジタル・トリックにある。「そうだ、そうなんだ」オツムにピカッとくるものがあるはずです。

 でね、この「デジタルの仕業説」がゆくゆくデジタル・ギャンブルがほぼ主力になりそうなカジノに強い打撃を与えるぞ、とわたくしは思ったのですね。
「おい、ダメだよ、あそこにあるのはみんなインチキだよ」
「柔道を思い出せ、柔道を」
と言い出す人まであるのではないか、とフツフツと希望がわいたのです。

 これねぇ、つまりは柔道がカジノを絞め落とすきっかけになった、と思うのです。相手にさわらず投げ落とす、あの伝説の大技、空気投げ。柔道からカジノに、見事にかかったのです(だといいな)。
 三船久蔵先生、ありがとうございます。
「イッポーン」
と心の中で密かに、されど大きな掛け声です。

 そういうわけですから維新さん、オタクのカジノ構想いよいよ苦しいよ。うろうろしてると、いっしょに絞め落とされるよ。


               ○


 次は、裏話です。

 かつて流行ったポーカーゲーム。あれ、みんなインチキだったんですよ。スイッチひとつで役物の出方は自由自在、アップ&アンダーと呼ばれる連続賭けは「○回目にハズれる」と入力すれば、すべてハズれる。そこはデジタル、100%間違いなしです。

 パチンコね、あれは昔から(一般的には球代・景品などで)入った途端、総収入の3割を店側の固定収入とし、残り7割以内の配分を取りっこします。通常、出玉は5割程度でやっています。イベントの時だけ上積みして、7割アップで組みます。通常の出玉5割ということをわかりやすく図式化すれば、
「座れば5割は負けるのです」
だからね、ほら勝つわけがないでしょ。それをデジタル・コントロールしているのが現代の仕組みです。パチンコは生活の底のお金を狙うから始末が悪い。そこのところをぜひ覚えておいてください。

「ほーら、マニアは減らないだろう」
とパチンコのことを言うのだけど、
「まー、そうだ」
 そうだが高齢化による年々の事業規模の縮小は進んでいて、大型ヒット商品の登場でもないかぎり次第に小さくなって行くはずです。

 これは体験ではないですが、東南アジアのカジノ、そのVIPルームで行われるギャンブルはずーと昔からインチキとされていました。これは、カジノへ送り込む側の(その筋の)人が笑いながら教えてくれました。

 とにもかくにもデジタルのギャンブルはインチキのやり放題になる、これは変わらないこと。そのあたりはよく分かりましたか。そこだけは覚えておいてください。
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