「速い、速い、周東選手、前を、前を追い抜きそうな勢いです。あ、あーホームイン、サヨナラでーす」
日本、泣きそうなくらいあざやかな準決勝サヨナラ勝ち。大したものだ。でね、早速つぎは決勝戦ですが、そこで注目はダルビッシュ投手。
投げるのか、投げるのならどこで投げるのか、何か秘策はあるのか。
実はあるんですよ、秘策じゃなくて魔球が。
すごいのが。
それは、ベースの前を大きく寄切る、破壊的に大きなスライダー。前回優勝の時に最後の最後の抑えに使ったボールで、プルンプルン韓国選手を扇風機の行列にした球なんですね。
おぼえている人、いるかな。
ぼくはこいつを秘かにGS(ジャイアント・スライダー)と名付けたんだな。でね、今回はこのGS(ジャイアント・スライダー)をただの一球も投げていない。
なぜか。つまり、これが決勝戦のための秘策。
「見せない作戦」なのだ。
通常ダルビッシュは4種類のスライダーを持っていて、これは普段はたくさん使わない。
というのはこのスライダー、あまりに大きくてボールになりやすい。だから、対策をたてられたり、待球されそうな時は投げにくい。相手がセッパ詰まっていて、打ち気にはやっている時こそ真価発揮の介(はっきのすけ)なんだ。
ほらね、だんだん見えてきたでしょう。初見なほど効果がある、バッターがダボハゼ状態ならなおいいという筋書きの先が。
はーい、この好条件を生かすのは、抑えです。
ダルビッシュが抑えに出て、GS(ジャイアント・スライダー)を投げたら、はい、世界一です。
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