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2026年05月12日18:45

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サッちゃんの、内緒の見逃し。

サッちゃんの、内緒の見逃し。



 ホルムズ海峡の話しです。

「二国間の協議で、日本の船を(海峡を)通過させることはできるんですよ」
とイランからの意思表示が日本政府になされていた。
という立民党、小西議員の、NHKの番組での発言が話題になっている。

 それは、イラク外交筋からの小西議員への情報で、同じことが
「公式に(外務省にも)伝えられている」
という話の二つをつけ合わせてみれば、ガセでないことはハッキリします。合わせて、
「ほーら、間違いないでしょ」
というイランからのダメ押しリークになるからです。

「なぜよ、なぜこのイラン提案に乗らないのよ」
とたんに声が上がります。そりゃあ、そうだ。

 ナフサの先行き不足で、みんな不安だから、ごくごく普通の感想です。

                ○

 考えられること。
「トランプに乗って行こう。これが正しい、はずだ」
と決め込んでいる、あの人がですね。他にはないでしょう。
 普段の言動とは裏腹の、待ちで、見逃し戦法。

 けれど、ぼくは、もう少し意地悪な見方になります。
 アメリカというかトランプと日本の関係が、これがねぇ、このよく理解できない「見逃し」を作り出しています。

 ヒネっていえば「アメリカに従属する日本」という関わり方があって(これをまず認める)。
 それを前提にすると、
「親方に反した行動」と、とられかねないことができるのか、やって大丈夫なのか。
 という不安または怖気(おじけ)があるのでしょう。

 それにしたって、高市の対トランプ「ぴょんぴょんダッコ外交」がそれをなお増しさせているのは間違いないわけで、なんとも情けない限りです。

                ○

 イランからは、これを機に
「イランとアメリカの仲裁外交をやってはしい」 
という依頼もあったようです。

 となれば、
�.曠襯爛些ざ�を通す段取りをつけ、
(続く足で、はーい、トランプさーん)
�△気◆∋笋�仲裁をしますよー
という世界平和に貢献できる、きわめて主体的な行動も取れたのかもしれない。

「親方の顔色を見る」外交から、いよいよ脱皮できる時だったのか。どうそれ。
これこそ、つまり普通の国らしい外交態度をを取れる国になるチャンスだった、(ではないか)。

                ○

 日本とイランの縁は「日章丸事件」にはじまります。
 1951年(昭和26年)石油の国営化がイランとイギリスの紛争を生みます。
 日本の企業、出光は、禁輸措置を講じたイギリスの行為に国際法上の根拠がないと判断し、日章丸をイランに向かわせます。さあ、どうなるか。なんと日章丸は、航路を偽装までしてイギリス海軍を出し抜き、イランに入港。ズンズンとガソリンと軽油を満載して、日本に戻ってきます。

 ただし、この時も政府は「一企業の行動」という態度を示しつづけることで、国際紛争の当事者になることを避けています。

 日章丸は荷揚げを終えると、またまたイランを目指し出港するという大胆航海、ある種痛快なメッセージをイランと日本の人々に与えました。

                ○

「ぴょんぴょんダッコ外交」は、右側政治がとる政治姿勢なのだろうか。
 出光は民族資本と言われた石油会社です。そういう意味では、一貫している。(高市への当て付けで言えば、男臭い行動です)

「ぴょんぴょん」は、意味づけは無理だなあ。
 コビに右も左もない。土下座外交の変化球でしかないよね。ただただ情けないだけだ。

 なにはともあれ、イランの申し出に対し
「日本への特例に近い申し出に対し、御礼を申し上げます」
というくらいはあったっていいんじゃないのかい。ぼくの意見。それさえも怖いのかな。アクビもオクビもなにも出さないとは。

「トランプを貶(けな)して、なんの得があるの」
と言われれば
「うーん」
と言葉に詰まるところはある。となると、トランプ、
(刺激しないほうがいいか)
というのが変わらぬ戦後保守的な姿勢になるのだろうが、トランプ一本足打法で本当にやり切れるのだろうか。

 トランプは終身大統領が希望、とぼくは予測している。遠からずその願いは叶えられそうな気がするんだよ。うーん、まあねぇ、というわけだ。 

                ○

「あのー、高校野球でいちばんやってはいけないのは見逃し三振なんです」
 PL出身、片岡(元阪神)が隣に座る立浪に言う
「ねぇ、キャプテン」
「そうですねぇ」、モゾモゾと立浪は答える。先行きが危ない。

「そしたらねぇ、キャプテンがやっちゃったんですね」
「高校時代、その時、一回だけですねぇ」

「監督が叱るかと思ったんですけど…どのくらい叱るか、そしたら」
「タツ…いまのはスライダーか」
「…まさか、まさか、ぼくは野球を辞めたくなりましたね」

                ○

 誰か、どこかに、サッちゃんを叱る監督はいないのか。
 答えから言えば、まったくいないらしい。衆院選圧勝の効力で、無双のキャプテン状態になっちゃった。危ない。

 これを1ランク上げると独走、さらにもう1ランク上げると独裁、となる。
 内緒の見逃し三振を、内緒にしておくことが問題なんで、平然と見逃す鉄仮面ぶりにはいささか恐怖さえ覚えます。で、もう一度。
 誰か、どこかに、サッちゃんを叱る監督はいないのか。
(本来、国民が監督なんですが、選挙があれですから)
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