あのー、新浪氏の退陣、
4月に予測していました。
『サントリー、新浪社長(当時)は退陣することになるだろう』と予測します。
今年の4月3日に書いた「サントリーからサンガリアへ」*という文章の1行目。そこに、スミ黒々と書いてあります。えー、ぼくが書きました。
ずいぶん思い切ったものです。怒っていたんだろうなあ。(はい、そうです)。
それにしても1行目、
「過激すぎたかなあ」
と思っていたが、本当に起きてみるとなんとも言いようがない気分が生まれる。ジュワン、ユワーン。頭の中で響きます。まるで中原中也「サーカスの歌」のようにね。とはいえこれが本当なんだ。だから、まずは本人がびっくり。
めぐりめぐって、それもバッキーンと音のする芯を食った当たり方です。
○
そもそもですが、新浪氏のフジへのCM再開を促す発言を聞いて、あまりの不自然さに、
「あ、これはイカン。この人、オツムが壊れかけている」
「なにか不自然なことに口を出している。その様子、ミエミエだ」
と感じたのが直接のきっかけ。超大手企業の社長の発言に、しがない市井のおじさんが
「なにを、言う」
なのでしょうが、あまりの異和感にぼくは黙ってはいられなかった。というよりここで言わずに誰が言う、状態。
ほとほと空気は読まないのです。
○
その時の、新波氏のいちばんの問題発言は
「同社(フジのことです)は、包み隠さず話した」
というもの。ひどい的外れな発言です。いくら大企業とはいえ
�ー匆颪慮〇�よろしく勢いこんで判定をするのは、無意味で、お役目違い。そこだけでも、まずおかしい。
包み隠さず話そうという努力が見えました、くらいが適量です。
この発言、第三者委委員会を受けての発言なんですが
��誰が、あの時点で「フジが包み隠さず話した」と思っていただろうか。
まだまだ謎があって、そいつを「包み隠し」たがる清水フジ社長への強力なアシストとしか思えない。まさに「力づくの発言」でしたよね。
○
で、最後に、フジに「不退転の覚悟を感じた」と決めつけ、CM再開を促しています。
「え、え、えーッ」
どこに不退転を感じたのか、ぜひ教えて欲しい。誰もまるで感じていないし。もし見えないところでフジと接触があり、そこで「不退転を感じた」というのなら、それを上手に伝えようとしないと無責任な発言ということになる。黙って押し付ければ、
「俺たちには俺たちの世界がある、特別なんだ」
という思い上がり(選民意識)しか、聴く側には残らないでしょうね。
質が悪い。
どうにも素直さをが感じられない、気味の悪い一連です。
○
さて、今回の退陣の真相は、(瞬間的に)3つぐらいが考えられます。薬物のリークだが、その実は
�.侫犬閥�い関わりがあった。
(内緒だが)フジとは強い関わりがあって、早くフジを救うことがそのまま自分の利益になる行動だったかもしれない。
�⊆尊櫃北�物による弊害が出ていた。
パワハラ、暴言などが目立つようになっていた。
��フジへの問題発言がきっかけとなり、社内の内輪もめが拡大し、リークされた。
ほぼ�´↓�の複合なのだろうが、いまとなっては「当然のことだった」気がしてくる。
というのは、ニュース画面を見ていても、新浪氏のあまりに力任せの意志表示は平静のものとはとても言い難いところがあるし、
「いま時、通りそうにない言い方だった」
気がする、(のはぼくだけだろうか)。薬物の影響はなかったのか、はたまた、度を越した自信がそうさせたのか。
○
4月の文章のタイトルは「サントリーからサンガリアへ」。その答えは、
「そこまで言うなら自分たちができること、『Who buy!』でも、しようじゃないか」
という「Who buy!=不買のすすめ」*のつもりでした。
しかし、この退陣でサントリーは、どうやらさまざまに首の皮一枚つながった気がします。老舗の強さでしょうかね。
次に起こりそうなリスクを、ギリで止めたと想定できます。
という言い方をすると、ぼくの次の答えは概ね見えてくるでしょう。
「二人三脚で行こうと言っていたのだけど」
という創業一族の社長の残念そうな言葉と裏腹に、新浪氏は内側から外されたとみるべきなのか。
非上場の会社が社会の倫理観の行き先を引き回すのはどうにもおかしいし。それなら退陣でお互いをよしとするか。という現実的な意見も出てくるのでしょう。
実のところ、
「あーあ、うやむやの方向に行くんだろう」
と思っていた新浪発言だが、(こうなってみると)「日本、いささか持ち直す」という気分も生まれてくる。こういうの大事にしないと、と思う。
少し話が戻るが、もしかすると首の皮一枚つながったのはサントリーではなく、日本社会かもしれない。それくらいこの事件は、質の悪さを感じさせている。
*「サントリーからサンガリアへ」2025年04月3日「mixi」掲載。
*自作した不買運動のキャッチ:Who buy! みんなで不買しよう。
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