フジの検証番組が放送されました。ほとんど話題にもならずスルーされたようですね。
ぼくも、見損ねて後から見たくらいでした。
「うーん、ほっとけないな」
と思ったのですが、あまりのだらしなさに気抜けしてしまいました。
○
なぜ気抜けするのか、それは二つの視点にあると思います。
�/邑⊃�害からすぐズレる。
人権侵害を指摘されたフジには、人権侵害を犯罪としてとらえる視点が必要なはず。それがすぐにずれる。港社長の言葉が良い例、
「女性の気持ちに寄り添えなかった」
これでは100%、マナーの問題。犯罪に加担しているかもしれないという事態の重要性に即した検証にはまるでなっていない。
「寄り添える」とか「寄り添えない」という犯罪はないでしょう。そこを、まるで追おうとしない。
みすみす追わないミステリー。
これを茶番と言わず、なんと言う。
Aプロの行為を二次加害の可能性と「枠付け」をして話を進めるなどが、わざわざことを見えにくくさせる現れ。
「強迫行為ではないか」
とすべきを
「本人が承知していなかった」とする手ぬるさ(意図的に追求していないのかなあ)。それ以上、意図的に一方向に逃しているとされるような進め方です。
「これで、中居さんも一段落ですね」
(時系列の問題はかすかに残りますが、それにしても)復旧したメールを見れば共同共謀は明らかじゃないか。人権の皮を被ったマナー問題に、全編を「格下げ」させている、これがこの番組の意図。どうやら、そこに、全力を注ぎ込んでいるらしい。
佐々木室長の自戒も、つまりはマナー問題の嘆き節の範囲内。すべてを知っているあなたなら、(当然あってもいいはずの)
「私たちの行為は、犯罪に関わっているのではないか」
という自分への問いかけはあったのだろうか。一度くらいあなたの上司に、この疑問をぶつけ確認し、記録に残そうとはしなかったのですか。そんな「事実に迫る」ことを言わないのが、東大話法というのでしょうか。教えて欲しいし。
立派な大人の声とは、思えません。
ぼくの指摘に
「中居さんの人権を損なわないようにするには」
という言葉を持ち出してくるのでしょう。
ズルイこと、よそうよ。
人権侵害を人権侵害と言わずに、どうして検証できるものなのか。ズレないように、段落ごとに人権侵害と太い文字でくっきり言うべきで。でなきゃ、身内が可愛いせいですぐにデフォルメされるのです。
警察と同じ。
「一緒にするな」
でも、同じです。すいません。
その上、第三者委員会の認定についても一言あるべきだろう。
ご都合主義の「人権ファースト」は、もうはじめからホコロビが見えている、と思うよ。はじめのテーブルから、汚れているからね。
○
スルーされた二番目の理由は、かなり笑えるよ。
��検証番組、見たくてもチャンネル忘れちゃった。
チャンネル8にリモコンを回す生活習慣がなくなっていた。ウソのような本当の話。
「検証番組を放送します」
という番宣を見ることがない。だから、そもそも知らない。
どこかで聞きつけていても
「いま、なに、やってるのかなー」
カチャ、カチャ、カチャというリモコン・サーフィンに「8」は乗ってこない。
つまり忘れられたチャンネルに、なっていたんですねぇ。
「おー、来たかそこまで、2月で」
フフッ、痛快。
とすると、次に
「チャンネル8はなくてもいいんじゃないか」
という声が出てきていいんじゃないか。出てきて当然というか公平。
サントリーのような変な声の応援もあれば、フジ無用論も現れ、世の中は普通で公平なんだ。公平じゃない場所に人権なんて育たないんだぞー、という正論で終わります。
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