トラ、お前(めぇ)のテキ屋根性は直らねぇなぁ。
すぐ話に色を付けちゃうんだ。いくら啖呵売(たんかばい)とは言ったって限度があるってもんだ。着色しすぎの、盛りすぎだよ。
手を振り、あてぶりしながらの話もそのまんま、言っとくけど好きな人ばかりじゃないよ。日本では仕方話というのだけど、だいたい騙そうとする人間の話し方。
(あれ見るのとてもじゃないが嫌でたまらないよ)というぼくみたいな人間も相当いると思うよ。
○
「あなたは、勝つことのできない戦争に突入させたのです。
そもそもはじめる必要がなかった戦争だった」
そもそもなんてのはこう使う、「そもそもこの言い草がひどいぞ」。誰も騙されない。
「戦争がはじまったら3日以内で、キエフを落とします」
(最近のトラの仲良し)プーちゃんは、軍人のこの言葉に乗って特別軍事作戦をはじめた。黙っていれば3日以内で、国は無くなっちゃったんだよ。えー、どうする、どうするってんだい。それでも、
「はじめる必要がなかった戦争だった」
と言えるのかい。
本気で言ってりゃあ、ただの大バカだ。こぼれるほどのユルおつむ。
「バカだねぇ、トラは」
とおいちゃんも真底、根をあげるしかないよ。
○
戦争を止めるチャンス。それは、ただの一回あったとされてるよ。
ロシア軍がウクライナの国境に集結した時、重大な事態にあることをアメリカが中心になって世界中に発信した。ただそこで、バイちゃんのオトボケ声がいけなかった。
「わたしたちは介入する意思はない」
ウクライナは、NATO組にも入っていないし、NATO組の誰とも兄弟分ではない。ルール上は、「介入は難しい」となる。それでも、
「重大な関心を持っている」
くらいは言うべきだし、できるなら
「東ヨーロッパの平和のために、最大の努力を惜しまない」
にはじまりホルスターに手をかけるくらいの動きは必要だったのだろう。たとえルール破りだとしてもね。
○
言い方を変えると、アメリカが戦争を許しちゃったわけだが、それがねぇいまや精一杯で生きてるゼレンスキーを攻めてどうすんの。一緒になってイジメてどうすんの。
わけわかんないよ。
このねぇ、「わけわかんないよ」と言うのが世界中の声なんだ。
○
これで「トラ対ゼレ」会談になるのだけど、これねぇ副大統領がひどい。
口喧嘩している真っ最中に「腕まくり」して喧嘩を買って出るバカがいるかい。言葉ヅラも汚いよ。
「おい、うちの兄貴にまず感謝しろよ。話はそこからだ。
第一、手前(てめぇ)そのナリはなんなんだよ」
武闘派の若頭を連れて来ちゃあだめだよ。どこの世界に喧嘩を大きくする介添えがいるんだよ。(と、わが国なら必ず言うよ)バカじゃない。
あー、目がつぶれそう。気が遠くなりそう。
直前に、
「大統領としての正当性が危うい」
の発言から早々と行き違いがはじまっているね。
トラはプーに親和性があるのではないか。きっと兄弟になりたいんだよ。それに、
「選挙してない、これはいけるぞ」
トラのテキ屋精神を刺激するものがあったのかなあ。客受けの啖呵売(たんかばい)がトラのいつもの狙い。
「いい啖呵だなあ」
こころにピーンときたんだね。けれど、
「あー、勘違い」、でありますよ。
それにしてもトラといい、副大統領といい、アメリカは立派すぎる国になったねぇ。(これじゃあアメリカは兵庫だ。話が逆か)
「これは、Pax-Americana(汎アメリカ主義)の終わりのはじまりだ」
と言い出す人さえ出て来ているよ。
○
さーて、ここまで燃えるとすぐは治まらない。当面は、ヨーロッパに助けてもらうしかない。それで、そのうちに副大統領を変えようよ。(会談から外すでもいいか)
副大統領にゴタゴタのほとんどを背負ってもらい、もう一度、会談のやり直し。
頭に一発ヨイショを入れれば、ころっと手のひら返しは、トラは上得意だから大丈夫。
それでね、
�〇�間はかかるが、プーちゃんが弱るのを待つ
��NATOの準会員にする
などでやっていくしかないでしょう。
プーちゃんの膨張主義は、
「この次、この次、欲しがり」で
決して収まるることはないのだから、停戦などほとんど意味がないよ。それはわかり切っているよね。
近隣のアチコチにしそませたロシア軍が順に動きだすのは目に見えている。軍隊の「ピタゴラスイッチ」のように連動するんだ。で、だからヨーロッパの国々はウクライナを応援しているわけで、(ここから逆算すれば)トラの考える「時間よ止まれ」はありえないのです。
そこんところ、上手く〜伝えてよ。
ねぇ、トラへの伝言です。
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