兵庫県知事選、すごい。
大変な混乱ぶりで「なにが本当で」「なにが嘘か」もはやまるでわからない。うかつに発声すると危険物でも飛んできそうな勢いです。もちろん汚物もいけません。
通常、ぼくのマーケティング認識では、
10%で物事は顕在化し、
30%でその存在は主役になる、
ということなんですが、知事の辞職勧告は100%でしたからね、これが嘘となるとこの進行は民主的社会の枠内の常識を超えている。お手上げ。
「空を飛び、スーパーシティがやって来る」としか言いようが無い。
○
神戸、泣いてどうなるのか
失われた我が身が 惨めになるだけ
県知事選ね、出直し選挙と言われるものですが「アレー」という感触があったので調べてみました。すると出直し選挙は2回目だった。
「へー、なんとまあ兵庫はやるもんだ」
ありありの過去があったんです。戦争から10年後のことです。神戸利権を求めて知事と腹心のはずだった副知事とが争いになった。一方が訴え、ドロ沼化し選挙になった。(なんか似ているな)
利権を巡っての暴露合戦になっていて、みにくくも凄まじい状態だったらしい。
そこで「いつも市長室の扉を開けている市長」阪本勝・尼崎市長が立候補、乱闘の二人を一気に抜き去って当選しちゃうんですね。
経歴から阪本勝は文人市長と呼ばれ、「汚いことはしない人」として市民・県民に信頼されていた。それが、抜き去り当選を生み出したのですね。
○
あなたがいれば 日はまた昇る
あなたがいれば 生きてはいける
阪本勝は社会党所属でした。それも利権の港に舞い降りた「革新知事」です。
尼崎、兵庫と続く、社会党の勝利。この阪本勝知事の当選は、全国に革新首長の流れを呼び起こします。東京の美濃部知事も、阪本勝の流れを受け継いでいます。阪本勝知事が「3期以上はよろしくない」と兵庫知事を3期勇退。その後、東京都知事に立候補し落選の後、勇躍、美濃部知事が出馬し当選したことからはじまります。
兵庫から発生し、東京に上陸する。
この流れ、元々は兵庫出身の小池知事も子供の頃、見聴きした阪本知事の姿を頭に描いているのは間違いないでしょう。小池知事の脳裏には輝くようなインテリジェント知事の姿があるのでしょうが、現状はそうはいってないようですね。
兵庫の揉め事は、港湾の利権からとされていますが、阪本勝はコツコと港湾利権を透明化し「港をみんなのものに」することに努めています。全部とはいかないでしょうが、相当の功績は挙げました。
○
ビルの谷間の 川は流れない
人の波だけが 黒く流れていく
一応くれぐれも前置き。正義の尼崎市長が降下して兵庫を救う。という構図をを述べているのではありません。立候補している尼崎市長にしても妙に口が達者で危ない存在の匂いがします。
関西の持つプラグマティックな体質、風土が「目的のためには手段を選ばない」今日の集団行動を作っている。というのが良い線なのでしょう。
しかし、例外なく全員参加というのがすごい。これは陰謀を「地域文化」として楽しんでいるとしか最早いいようがないですね。
人の経路を追ってみるとラインが見えて来るかもしれませんね。
○
空が哭いてる 煤け汚されて
人は優しさを どこに置いてきたの
百人委員会のメンバーは、やはり他と同じように世襲が多いのでしょう。当時の第一回、出直し選挙の関係者がいたりしないか、昔の名簿を探したけど「よそ者」にはみつかりませんでした。奥谷委員長は世襲議員ですが、父親は第一回、出直し選挙以降の政治参入のようです。
しかし、(想像ですが)神戸にはじまる尋常じゃないしがらみの濃そうな人々の横行を見ていると、昨日今日はじまったこととはとうてい思えませんね。ここを追えば、村社会政治の解明になるのか。なにしろ100対0の決議が嘘かもしれない議会ですから。現在の社会で言えば、どの国のなにに近いのか。きわめて不思議な宇宙船です。
ぼくだって、(結果をよく見てから)お詫びをしないといけないのかもしれない。と思っています。そしてねぇ、
そしてひとつが生まれ
誰かうまい 嘘のつける
相手 探すのよー
どうして人は嘘が好きなのかなあ。
ログインしてコメントを確認・投稿する