あの、これ、お笑いネタです。かまわず笑ってください。
だいぶ、だいぶ前のことなんですがね、
「どぉ、演歌でも書いてみたら」
とCMの人から声をかけられて、その縁で恥ずかしながらホイホイと書いたのですね。
「どぉ、演歌」の声かけだから、「ド演歌」になったのかな。
結果から言えば、曲にまで行かなかったのですから、大したものじゃなかったんですね。
「しょうがねぇや」
と当時、思っていたんですが、その時のペラ紙が出てきましてね。見るとあまりのド演歌ぶりに本人もびっくりです。思い起こせばその頃は、阿久悠の時代の終わり頃で言わば「シネマ歌謡」がピーク、歌の中にシーンを作れるかがキモなんで、ぼくはシーンを作れないで困っていたというのが思い出されてきました。
「せめて、二日」
船は遠くへ あなたは何処へ
知らない街で 死ぬのなら
せめて、二日は あたしを待って
あなたの側へ 一日かけて
あなたと二人 一日、暮らす
それで、それで
あたしの人生 あたたかい
○
霧笛は消えて あなたは何処へ
雪に埋もれて 暮らすなら
せめて、二日は あたしを待って
冷えたカラダを 一日、抱いて
焦がれる心で 一日、暮らす
それで、それで
あたしの人生 夢になる
どうも軽はずみな様子がひと目でわかる内容でお恥ずかしいものです。それをまたお見せするというバカさ加減でありますが、身から出たものとなると…どこかいいとこを探したくなるのです。
もう一二あるのですがタイトルくらいしか残ってなくて、はい、ゲロします。
(こちらは、すべて正確ではないです)。思い出し、思い出し、書き出しました。
「死んだと思ってよ」
あなたと同じ 夢、見れなくて
六本木信号 ひとりきり
もうこの街には 来ることないさ
スペア・キーは 猫にあげたよ
あんたに一言 言っとくことは
あたし 死んだと思ってよ
だって もう違う空
ド演歌というのは、「どぉ、演歌」はともかく、その時の注文だったような。どっちも「死ぬ」という穏やかでない言葉が入ってますね。苦しがっている証拠ですね。でも、もっとやりたかったなあ。コツみたいなものがようやく見えてきたんだけど、依頼がなかったなあ。もともとの窓口がきちんとしてなかったのかなあ。
何につけ、ひとえに、恐れ入りましたでございます。
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