mixiユーザー(id:5708627)

2024年01月12日04:25

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全裸の王の落日。

 松本人志のばっちい行動ね。ミカタをする愚か者がいるらしい、いや、いるんだよね。世の中広いというかレベルが下がってきたというのかな、いやはやあきれるばかりです。

 ぼくが前回、書いたものをもう一度出します。
 お笑いの真の役目は権威や権力の嘘を見破る役目、これもそろそろみんな使いはじめたようで、やや遅いがそれも「よかった、よかった」と思います。ここに視点が行けば、自(おの)ずと答えは明らかになっていきます、と書きました。
「自ずと答えは明らか」というのはぼくにすれば当然のことで今回の核心なんだけど、この中身がわからない奴が多いらしいのだ。

 ま、だから、松本人志は受けたんだろうね。「イジメ社会」をなぞった笑いが世の中と符号したと言うべきか。えーと、ここは大事なところです。

                   ○

 松本人志のちんちくりん性を暴いてみようか。

 笑いは、社会の自由を広げるためにあります。すべての表現は、社会の自由を広げるためにあると言っても良いのですが、中でも笑いは特に底辺からの自由の獲得ためにあるのです。
 殿様だろうと、王様だろうと、コケたりつまづいたりすることで、自分たちとなんら変わらない普通の存在だとあばいて見せるんですね。笑いというのは、ただただ権力の虚構を打ち破るためにあるんです。それが笑いの力です。

 ではね、上から見た笑いはあるのか。あるには、あるのです。ところが上からの笑いはすぐに「イジメ」に変質するのです。
 例をあげます。
 ローマでは、コロセアムで人にライオンをけしかけ、人物が慌てふためく姿に大笑い。
 中世では、村の娘に恥ずかしいことをさせて、大喜び。と言うような「イジメ」に近いものが横行します。見ている人は、公開処刑を見て喝采をあげる見物人のように囃子たて取り巻きます。

                   ○

 なぜわざわざこんなひどい例を挙げたのか、少し見えてきたでしょう。

 松本人志がやってきたことは、ローマの、中世の、悪辣な王たちの行動そのまま。とてもじゃないが現代を生きる人間じゃない。村の娘、篠原涼子は恥ずかしめを受け、村男、山崎邦正はとことん追い詰められ、おジンガーZのご老人はこけつまろびつジタバタする、そして公開処刑を見て喝采をあげる見物人のようにTVの前で大笑いをする人がいる。

 ほら、松本人志のちんちくりん性が見えてきたでしょう。もうさほど理屈はいらないよね。吉本のいびつな王様は、子分を奴隷のように使い、女性をもののように使い、
「ワイドナショー、出るよー」
と他人様の持ち物であるTVまでが自分のものだと言う思い上がり。
(もし放送していたら、免許取り消しまで行ったと思うよ)

 全裸の王は、全裸の姿で王冠を被り中心をボッキさせた自分の姿を自分で見ることができないのです。いやぁ、もしかするとこのキテレツぶりが夢だったのかもしれないなあ、とまで思う。

                   ○

「自ずと答えは明らか」というぼくの意見はわかってもらえただろうか。この松本騒動で迷うところがあったら、「お笑いの真の役目は反権力」を思い出してください。三回復唱すれば「自ずと答えは」出ます。
「VIPがきまーす」
こんなことを言われて喜ぶだけで、もうお笑い芸人の資格はないのですよ。
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