○2009年1月2日の日記再掲載
たけしがまだ若かった頃、「テレビジョッキー」(NTV)という番組をやっていました。軍団を率いてやってはいけないことをやっていました。やってはいけないことは男の子は大好きで、「しょうがねぇなあ」と世間は少し油断をしていたんですね。そういう油断をついた快進撃コーナーの大ゲストだったのが澤田先生、いい人ですよ。
○
ああ感動したな。十年ぶりの感動だった。「ジャズ空手」の澤田宗先生に会えたんだよ。
ランマーって知っている。道路を固める時、
ドコ、ドコ、ドコ…ドコ、ドコ、ドコ
って地面を叩いて固めるやつだね。ビューンってヒモをひっぱるとエンジンがまわって土を叩くわけだ。
ドコ、ドコ、ドコ…ドコ、ドコ、ドコ
でね、このドコ、ドコ、ドコを背中や腹に打ち込めば健康になれるというすばらしい健康法を開発した方なんだ澤田宗先生は。先生によれば「土木工事健康法」というりっぱな名前があった。名前があるくらいだから、そりゃあ、安心だ。
かつて、松尾判内やガダルカナル・タカやダンカンが、治療してもらってね。あー、仕事で疲れていたバカどもがとても元気なったんだ。
治療をはじめると、もうすぐに大きな声が出るようになるよ。
ドコ、ドコ、ドコ…
「ウワァー、助けてくれー、殺される」
「ほ、ほ、骨が、骨が…」
とかね、ドコ、ドコ、ドコ…打ち込むたんびに大きな声がでるんだなあ。感心したなあ。お笑いは大きな声がでなきゃ、これ基本、たけしは軍団の健康まで考えているなあ、うれしくなったものだ。
ダンカンなんか白いパンツでヒザヒザをかくかくさせながら走り回っていたもんな。
「俺はいいですよ、俺はいいですよ」
柄にもなく遠慮していたけど、やっぱり治療してもらいたいんだろうね、狭いとこなんでグルって回って寄ってきた。カラダを抑えて治療すると、あとで肋骨を数本傷めていることがわかったし。泣いてよろこんでいたよ。
きっと、他の番組で傷めたんだね。コーナーのあとで、
「訴えてやるー」
とか言って怒鳴っていたもんね。スタジオ中に響いていた。
ちゃんと訴えたかなあ。どうしたかなあ、ダチョウの上島のギャグでモトとったからいいかな。
たけしの「テレビジョッキー」(NTV)が終わって十年。
あの「テレビジョッキー」を支えていたのが、この「ジャズ空手」のオジサン、あ、いけね先生だもんな、澤田宗先生と熱湯コマーシャルなんだ。
もう会えないと思っていたんだけど、「たけスポ!」という番組で登場したんだ。
うれしかったなあ。
実に力のない、ベシャリでにぎやかすお笑い番組にうんざりしていたところ、あれれと登場だ。具志堅似の顔に、ノビ気味のパンチ頭。
や、や、ややや、バンザイ澤田先生だ。
やっぱり空手道場を続けていて、まだまだ健康法を考えているらしいんだ。
「ウ、ヘェー」とか「バカヤロー」
と軍団から応援の声が次々と出た。
当時と同じネタ(あ、健康法だ)を3つ持ってきた。
まずかかとにカミツク「カミツキ健康法」、先生ガリガリやっていた。
続いて「バッテリー健康法」、これは速効性があって、三叉(みまた)は歯の金属に電気がきたらしくって
「歯がシビレター、シビレター」
と泣いて。よろんでいたね。一瞬で、歯茎が真っ白になるそうですよ。
で、トリはこの「土木工事健康法」。やっぱりこれはトリネタ、あ、またゴメン、健康法だね。みんな大声をだしていたね。
「今朝、宮本土木から借りてきたんだ」
とランマーの肩を手で叩きながらほこらしげに先生は言っていた。よく知らないけどなんか宮本土木という医療機関に感謝したくなったね。
見ていたぼくなんかも、腹の底から声がでてすっかり爽快になったもんね。効果あるー。
まだまだあるよ。旧ネタ、いけないなあ健康法、健康法をさらったあと、続けてナウでタイムリーな新健康法を3つやったんだけどね、
マウンテンバイク健康法
フィギュアスケート健康法(イナバウァー付き)
ドラム健康法
どれもすばらしい健康法だったよ。
うーん、みんなでテレビ局に
「澤田宗先生を出して」のお手紙を出そうよ。
ベシャリばかりのフヤケタお笑いじゃ、男の客(男の子を含む)はお笑いの世界にとても取り戻せないよ、と伝えようよ。テレビ局もきっと気が付いているはずだから。
そいでね、澤田宗のオヤジ兼先生を知っている人は
「見たよ」とか「見たかった」のコメントくださいな。
このままじゃ、あと1年、見ることができないみたいだから。よろしくーと。
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