mixiユーザー(id:5708627)

2023年12月21日01:43

86 view

プラグマティズムの黄昏。

 いま毎日、起こっている裏金騒動。どうにもならないね。どこを直せばどうなる、と言う見通しが立たないからね。
「あー、これはダメだ」
と空を見上げて嘆息するしかない。匙を投げるしかない、気持ちだね。どこを突っつけば治ると言うのか。

 空を見上げるといえば、あのひと言だなあ。
「人間は繰り返し繰り返しむっくりむっくり生まれてくるんじゃ」
小津安二郎がこの諦念の一言を笠智衆に「秋日和」で言わせた。それはきっと今のこの裏金騒動のような呆れかえる「俗物の行進」が小津の時代もあってすっかり嫌気をさしていたんだろうなあ、と思うんです。

             ○

 西村康稔、灘高、東大法学部。一見、完全無比。なんだろうなあ、けれど、欲望だけが詰まった空っぽの肉袋。人格と言うものがあるのか本当にあるのか、といえば今や「ない」としか言いようがないじゃないか。 
 一応、体面は取り繕ってきたが「黒ビキニ」で、もはや隠れるものはなくなりすべて霧散したね。素っ裸の貧相な体、その体の中心をボッキさせた異様な秀才が立っている。

 プラグマティズムは思想なき欲望を発生させる、と言われるのだがそれはこんな様子なのだろうか。目的のためには手段を選ばない機能主義の行く着く先は人格の破壊、崩壊を招くと言う。国会議員の大半はプラグマティストで、その頂点が西村氏と見えるのだ。それも上に書いたお見事な姿で立ちつくしている。

             ○

 すぎた精神主義は歴史をあやまる、かえって危険、と言う意見の正しさは理解できます。では、ボッキした機能主義はナチズムに近いのじゃないか、と言う意見はどうだろう。機能主義を志向するのなら、なんにつけてもボッキしてはいけないのではないか。とぼくは思う。ボッキは機能のオーバーランを示しているのだから。

 すぎた精神主義でもなく、機能主義でもない、思想はあるのだろうか。人間主義というようなものがあって然るべきではと思うんだなあ。
「いやあぼくは完璧ではないから」 
とごく素直に言える人間、正直な人間が政治の真ん中に立てる日がくるんだろうか。

             ○

 ジャニーズにはじまり安倍派で終わりそうな今年、ぼくは少し変わった感懐を覚えています。

 それはCIA残滓からのいよいよ完全な手離れがなるかという感触です。CIA疑惑というのは、ロッキード事件で終わったというのが通説ですね。しかし、ジャニー兄弟のジャニーズと岸信介の流れをくむ安倍派、この二つが、CIA疑惑(文化)を受け継ぐかたまりとして生き残っていたような気がします。
「メリー喜多川の常軌を逸した強引さ」
「祖父、岸信介がやり残した憲法改正に立ち向かう」
という安倍氏の発言はその良い例。

 そしてあえてCIA文化というの言葉を使ったのは、その基底にあるプラグマティズムです。ジャニーズと安倍氏(特に発言)の基本構造には明確にプラグマティズムを感じるからです。目的のために手段を選ばない、そのすぎた機能主義の振り回し方に、単刀直入な言い方をすれば、スパイ思想そのものを感じていたのです。

             ○

 さーて、サヨナラCIA文化というぼくの予言は当たるか。答えは、きっと確かめようがないね。
0 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年12月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31