虚しい、寂しいというのは本質的なものだ。
それに向き合うのが道なのだが、
人は、抗う。人の中に求める。
旅行や、買い物、刺激を求める。
また、性愛を求める。
酒を飲む、煙草を吸う。
しかし、寂しくていい、虚しくていいのだ。
もっと追求するように、生活するのが良い。
それは、侘びサビや、風流に繋がる。
それから、感動がある。これは、今や簡単に手に入るものとなった。
映画やユーチューブを見れば、すぐに得られる。
感動は、人生に良い影響をもたらすと思っていたが、
今は、無感傷になるようだ。
つまり、外に求めるな、自分の内に求めよ。という事。
問答は自分自身である。
外に求めないのを坐関と言い、
内に求めるのを入定と言う。
道の修業である。
それから、戒律は特にない。
善を為し、悪を為すな、瞑想せよ。
が基本であり、それ以上は、まぁ、親に従え、法律を犯すな、
常識の範囲内で生きればいい。
不殺生戒と言うので、虫も殺さぬ修行もあるが。
これは少し特殊だろう。
慈愛が強くなる。動物とも心が触れ合えそうなくらい。
ただ、言葉の戒律は、できれば修めた方が良い。
悪口、二枚舌、陰口、粗い言葉、などなど。
これらは、悪心から来るから。
あとは怒りを堪忍する生き方になる。
これが徳を涵養する。
なるべく孤独が良い。
自分に向かうのが良い。
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