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2023年02月09日19:59

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《2023鹿児島5》島津走る!

スーパービジネスマン(自称)時代に、いわゆる役員会議室へ頻繁に出入りする機会があった。その部屋に書棚があって、なぜか目についた単行本・池宮彰一郎『島津奔る』。
上下巻ハードカバーの本格物で、当時、文庫本しか読むことのなかったおいらが、秘書を通じてその書籍を借り出した。もしかしたら、社長秘書と会話がしたいだけで、この行為に及んだのかも知れないが、そんなことをしなくても、秘書室や人事部の女子たちとはもともと仲が良い(自称)。
記憶はあやふやだけど、きっと1ヶ月もしないで読破。その書籍は社長お気に入りとあって、なにがしかの感想戦を交わしたように記憶する本
しばらくして、その小説そのものが盗作疑惑の俎上にのって絶版・回収というおまけつき。結局、その盗作騒ぎがトリガーとなって池宮彰一郎はペンを置く。

《鹿児島5》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984326276&owner_id=8666179
すっかりと誤解していた。
鹿児島中央からの近隣にある大きな神社を鹿児島神宮と信じて、朝イチに参拝して霧島・鹿児島の両神宮コンプリートを狙ったものだ。
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《照国神社》
白い堂々とした鳥居の脇に描かれた社名石碑には《別格官弊社照国神社》とあった。
おいおい、現人神か。
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とはいえ、スーパービジネスマン(自称)時代には伝記を読み耽った島津公が御祭神。
これも何かのご縁。しかも、立派な境内で朝から清々しい。
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照国文庫資料館が9時ちょうどにオープンし、神奈川県からの参拝客を迎え入れてくれる。有難いことに『無料』の二文字ドル袋
島津家の誕生から斉彬の果たした功績を、DVD映像でしっかりと学習した。
御祭神斉彬銅像は朝倉文夫作。こんな発見も面白い。
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鹿児島に来たらマスト。
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確か、初めて訪れた時に地元の方に案内していただいて、これが2回目のせごどん。
上野のやつを何度も観ているので感動はないけれど、犬を連れていた方が絵になるのは関東人ならではの思いか犬

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『冬の所蔵品展』(鹿児島市立美術館)
屋外彫刻に、どこからか「ザツキン」の声ペンギン
美術教師に連れられて、正門に集っていた遠足の生徒さんたちは、同じ空間に入ってくるのだろうか。その前に駆け込もう。
9時30分開館に合わせるはずが、島津斉彬に思いのほか惹かれて15分遅れでの入館。
それでも貸切状態で、ついでに入館料はたったの300円ドル袋
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屋外展示作品の答えを確認しようとスタッフに声を掛けてみたら、図録を渡された。
猫「これなら完璧よ指でOK
なるほど、手抜きをしやがったな。
展示室に入るといきなりのマリーニウマ
図録なども見ずに、少しはわかるようになってきた電球
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おそらく撮影は禁止なんだけど、監視スタッフも客も誰もいない。
キスリングもローランサンさんも、贅沢なほど貸切だ。
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『空間概念(期待)』(ルーチョ・フォンターナ/1961)
所蔵品の質の高さに、すでに入室30秒で感激していたけれど、まさかのフォンタナ。
まだ紳士時代。キャンパスがカッターナイフで切られていたら、それはフォンタナだよ、とお知らせしていた通り。
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『三角形の時間』(1933)
誰の作品かは知らないが、これが鹿美のマイベスト。
印象派から現代アートまで、或いは彫刻の名品の数々。たったの300円。
宮崎県立美術館に続いて、今回の tripenart も、いつものように大当たりペンギン

2つほどの展示室、鑑賞時間は50分。
スタッフさんに感激を伝え、図録を返して御礼を述べる。
猫「これから、どちらへ?」
蟹座「美山の方に行こうと思ってます車(セダン)
猫「あら〜っハート達(複数ハート)私も昨日行ったばかりなんですよ。ココナツというスポットがあります。きっと、気に入っていただけると思いますよコーヒー
蟹座「ココナツですね。必ず行ってきます手(チョキ)
美を愛する人たちとのそんな会話。一期一会。

(つづく)



■マスク着用、3月中旬にも「個人の判断」に 5類引き下げより先行
(朝日新聞デジタル - 02月09日 14:09)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7294364

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