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2024年01月29日20:21

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複合要因

 今年は年明けからつらいニュースが多いが、まさかこんなことが起きようとは…。
原作漫画もテレビドラマも見てないので憶測を交えて語ることになりますが、日テレサイド、小学館編集部は事前になんとかできなかったのか。

 ここ数日、Xで話題になっていたので行方を見守っていた。
今や漫画のテレビドラマ化は一つの手法として定着した感がある。
私が過去手伝っていた漫画もドラマ化されたことがあるのだが、まぁテレビ局の横柄な態度は…(以下略)

 社員個人の力ではなく、あくまでもテレビ局という大会社の傘に守られているのに、(自分の力と勘違いしているのか、)何かというとすぐ袖の下などを要求することもない事ではない。

 近年、テレビ局は資金力が低下していて、予算も製作時間も減らされている。
それでいて出演タレントのランクを下げられずに、コストダウンのしわ寄せは現場(裏方)に来ていると聞く。
それゆえ安易なものが増えてつまらなくなるという負の連鎖になっているとかいないとか…。

 話がそれたが、おそらく出版社側もテレビドラマになれば知名度が上がり、本の売れ行きも伸びるだろうから、多少作家自身に不満があっても契約書に判を押させようとしたのだろう。
テレビ局側も「テレビに流してやるのだから…」という慢心も少なからずあったのではないか。

 それが映像化の契約条件である「原作順守」を破ってしまったのは容易に推察が付く。(このあたりがどういう風に脚本家に伝わっていたのかが疑問)
脚本が原作から離れていることを危惧した原作者が、やむなくラスト2話の脚本を自身で手掛けることを申し出た。
事件は脚本家が「原作者の都合で自分はラストの脚本の仕事をはずされた」と、さも原作者のわがままであるかのような発信をした。

 大半の原作者ならことを大きくしないように引き下がるのかもしれないが、芦原先生はネット上で事実経過を上げて反論していた。
ただ、それが匿名の”自称正義の戦士たち”によって脚本家への誹謗中傷に発展してしまうことまでは読めなかった。

 本意ではない方向に舵が振れたことで繊細な作家の心は持ちこたえることはできなかった。泣き顔
周囲に相談できる存在はいなかったのだろうか、大いに悔やまれる。
こうなる前に出版社は作家を守ってやることはできたはず。
事前チェックで上がってきた脚本と原作漫画の違いから強く突っぱねることができなかったのか。
「原作者の許諾を得て進めていた」などということを速報で流す日テレも日テレだ。
こうした悪夢は二度と起こしてはならないことを肝に銘じていただきたい。

【教訓】約束は守らないとダメですよ。

■女性死亡、漫画家芦原妃名子さんか=「砂時計」作者、栃木のダムで発見―警視庁
(時事通信社 - 01月29日 18:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7729788
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