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2023年04月02日01:30

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新・野球之雑談帖(その1)―春季センバツ高校野球決勝戦

春の選抜高校野球も決勝戦。スタンドでのブラスバンドのブカブカドンドンと声援が戻って来て、久々に高校野球らしい風情が。頗る時代錯誤的な感想ではありますが、個人的にはこれがない高校野球は、矢張り何だか物足りない思いを禁じ得ませんでした。

試合は、優勝経験もある兵庫代表の報徳学園に対して、春夏通じて決勝進出は、県勢としても初めての山梨学院。優勝候補の筆頭に挙げられていた、大阪桐に勝って意気上がる、地元代表の報徳学園(優勝経験もある)に対して、これが初めての山梨学院では、分が悪いかなと思いきや、試合はどうなっているかと思ってテレビを見てみたら、7対3で山梨がリード。

さあこうなりますと、同じ関東勢(山梨が関東勢か、というと正直微妙な思いが無きにしもあらず、なのですが)を応援したくなるのは人情、というもの。最終回、報徳学園の反撃を許さずに抑えた山梨学院が初優勝、という事になりました。

些か意地の悪い見方になりますが、報徳学園の選手は心のどこかに「大阪桐蔭に勝った俺たちが優勝して当然」という奢りがあったのでは、ないかという気がします。最近では試合終了後、結果はさておいて両チームが一礼の後、互いに歩み寄って握手を交わすのが通例、なのですが、報徳学園の選手は皆そそくさとベンチに引っ込んで(不貞腐れた様な表情に見えたのは、わたくしが関西勢の野球学校が嫌いだから、というバイアスも多分にあるでしょう)いったのは、その辺を物語っている様な思いを禁じ得ませんでした。

結果はともあれ、夏は夏で鳴り物や声出し声援もOKになって、勝手な思い込みながらも高校野球らしさを楽しみ事が出来そうです。
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