mixiユーザー(id:5087127)

2021年01月23日23:50

38 view

鉄道之雑談帖(その215)―ムーンライトながらの廃止

嘗ては東海道本線を走る夜行普通列車として、人気のあった快速列車のムーンライトながら。最近は臨時列車に格下げになり、ずっと運休の状態が続いていたとの事ですが、この3月のダイヤ改正で正式に廃止が決まったそうです。ううむ、ちょっと残念。

<引用開始>

東海道本線のムーンライトながら、廃止に

JR東日本とJR東海は22日、東海道本線の夜行快速列車「ムーンライトながら」の運転を終了すると発表した。「ムーンライトながら」は、東京〜大垣間の夜行快速列車。1996年に定期列車として運転を開始し、2009年以降は臨時列車として繁忙期に設定されていた。同列車は、東海道新幹線開業以前より、東海道本線で運転されていた夜行普通列車の系譜を引き継ぐもの。新幹線開業以降も通称「大垣夜行」として1往復が残存。1996年に特急型電車の373系へ車両を置き換える際に、「ムーンライトながら」の名称となった。臨時列車化以降は、2013年までは183系・189系、同年からは185系が使用されてきた。

JR東日本とJR東海は、「ムーンライトながら」の運転終了について、「お客さまの行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたこと」に加え、使用車両の老朽化が理由にあると説明。同列車は2020年夏以降は運転されておらず、2020年3月の運転分がラストランとなった。

<引用終了>

出典Web:https://www.tetsudo.com/news/2398/

旧国鉄が民営化されて以降、夜行列車は衰退の一途を辿り、嘗ては一大ブームとなったブルートレインも関西〜九州方面、東京〜九州方面と全て姿を消し。会社が分社化され、会社間をまたいで運転する列車は扱いにくい事もあって、切り捨ての方向で動く事は不可避であったかと思います。
元々ムーンライトながらは、東海道本線に残った夜行普通列車(客車列車)を引き継いだものでありまして。わたくしが小学校時代に、某鉄道ジャーナル誌でこの長距離普通列車の143列車のレポート(昔の鉄道ジャーナル誌の目玉読み物だった、「列車追跡シリーズ」で)を読んだ記憶があります。
その後電車化されてから、165系電車で運行されていた頃は、東京近郊に住む酔漢のサラリーマンが、東海道本線の近郊普通列車(111系・113系)電車と間違えて乗り込んでそのまま爆睡し、気が付くと静岡だ浜松だとトンデモない所迄連れていかれて、という事がちょいちょいあったそうで。

まあ運転されていて廃止、になるとまたオバカの鉄オタがわらわらと湧いて出て、非常識な迷惑行為(乱暴狼藉、と言ってもいいかも知れませんが)を繰り広げる事になったであろうことは想像に難くない所。運休→そのまま廃止、は混乱を未然に防ぐ意味では最善の策だったかも知れません。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する