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2021年01月14日23:56

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経済之雑談帖(その87)―大飯原発4号機、再稼働へ

寒波の襲来で電力供給が逼迫する中、関西電力の大飯原発4号機が定期点検を終えて再稼働するそうです。これで幾らかは電力供給事情は改善される様で。

<引用開始>

関電の大飯原発4号機、17日に運転再開 原発ゼロ緩和へ電力需給緩和に

関西電力は14日、定期検査中の大飯原発4号機(福井県おおい町、出力118万キロワット)の原子炉を15日に再起動し、17日に発電を始めると発表した。大飯4号機は関電の原発で最も出力が大きく、寒波で逼迫(ひっぱく)していた電力需給の緩和に一定程度、つながりそうだ。17日の発電開始後、20日には出力が100%に達する予定という。大飯4号機の運転再開で、昨年11月から続いていた稼働原発ゼロの状態が解消される。関電子会社の関西電力送配電によると、寒波で電力需要が増加。管内では12日に最大電力が2596万キロワットとなり、冬季の最大電力を更新。供給力に占める需要の割合を示す電力使用率は一時99%に達した。97%を上回ると需給が厳しいとされ、他の大手電力会社から電力融通を受けたり、台風などの被災地で使用する「高圧発電機車」を稼働させたりした。

関電は大飯4号機の稼働後も「寒波が続くことで厳しい需給状況になる恐れはあり、予断は許さない」としている。大飯4号機は昨年11月3日から定期検査入り。この影響で関電管内では3年半ぶりに全原発の運転が停止していた。一方、大飯4号機以外の6基の原発では、機器の不具合や再稼働に向けた地元同意の見通しが立っていないことなどから運転再開の見通しは立っていない。

<引用終了>

出典Web:https://www.sankei.com/west/news/210114/wst2101140024-n1.html

ところで、「ゲンパツガー」を声高に主張する方々にお尋ねしたい、と思うのですがこれだけの発電量を、そっち方面の方々が大好きな太陽光発電で賄う、とするとどういう事になるのでありましょうか。

インターネットで検索を掛けてみたら、福島第一原子力発電所が某方面の判断ミスで爆発した直後のレポートが見つかりました。参考までにURLを張り付けますと ↓

https://taiyoseikatsu.com/faq/faq077.html

福島第一原子力発電所と同じ発電量を持たせる、となるとざっと800万戸の家庭に太陽光パネルの設置が必要だ、そうで。費用の点では14兆4千億円くらいの試算になるそうです。日本の総戸数が(此処に紹介したレポートによりますと)約2000万戸だ、そうですが実際にそんな事が可能かどうか。しかも冷え込みのきつい夜には、太陽光パネルの発電量は0になる訳ですから。絵空事や綺麗事や理想論を並べるだけなら、誰でも出来ますが現実との折り合いをつけて頂かないと、閉口でありますね。

何方か、無知蒙昧にして因循姑息、頑迷固陋なわたくしに、原発に頼らなくてもどうすれば安定的な電力供給の術があるのか(遠い将来、ではなくて今現在の、でありますが)是非ともご教示いただきたいものでありますね。申し上げておきますが、機械は全て定期点検が必要で、必ず一定期間は休ませる必要があるのですから「イマアルハツデンシセツエオトメズニガンバッテハツデンスレバ、デンリョクキョウキュウタリルンジャー」等という暴論は、無論願い下げでありますよ。
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