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2020年07月25日07:14

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《映画》初日満席×50%に偲ぶ

東京オリンピックという言葉と共に、梅雨明けという言葉も失った令和の夏。
雨がウイルスを流し去るなら、どれだけでも降るがいい。ただ降りしきるだけなら、今はまったく必要ない。

映画レビュー。
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060『コンフィデンスマンJP』★4.5
ドラマ経由の定番鑑賞。例えば『相棒』や『踊る大捜査線』(←古い)は、得てして「ついで感」が漂い満点まで届かない。
本作は古沢良太脚本の面目躍如。持ちネタをすべて総ざらいしたのだろうか、これからの古沢良太が心配でさえある。

自他共に認める長澤まさみファン。石原さとみと見分けのつかない時代もあったけど、もう大丈夫。それにしてもまん丸になってるね。
とは言え、公開中『Mother』を見るトリガーが働かない。
どんな理由があろうとも、子どもや女子に暴力を振るうDVクソ野郎が虫唾が出るほど大嫌い。
本意でなく演じている彼女を見るに、大竹しのびない。

コンゲームの秀作。
三浦春馬には、ただただ“もったいない“という、無機質な弔辞しか浮かばない。
初日、ディスタンスを取った館内は大入り満席。
嫌味のない好青年、残念である。

おいらは、始終、ニセ広瀬すずに騙された。
誰やねん、あれは。
さらにエンドロールに流れてきた生瀬勝久のキャストと、つかこうへい事務所のネーム。
これは、おまけ映像で判明するから慌てない慌てない。

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059『風の谷のナウシカ』★5.
宮崎駿の大英断でジブリ4作リバイバル。
寅さんもそうだけど、この機転が映画ファンや映画興行界を救う。週間の興行成績トップ4を占めてしまったのは必然で、仕方のないことだ。
新作に罪はない。コロナ時代、クソ映画は放逐される。そんな転換期にあるのだろう。
読売新聞で慶應大学教授が書いていた。
核戦争や原子力発電へのアンチテーゼ。 果たしてオウムは新型コロナさえも象徴していたのかと。
1984年作品。ジブリは全作鑑賞と自負していたが、子どもの生まれる前の公開で劇場で観た記憶はない。
テレビ画面を通じて、鼻くそほじりながら眺めていただけだろうから、今回実質初見。
それで満点。
コロナで外出の少なくなった今春から今夏。ワイフさんがガーデニングで仕掛けたひまわりが、ちっとも伸びないままダンゴムシのエサと化した。
蠢くダンゴムシを潰すわけにもいかない。裏庭に赤い目のオウムがやってくるのだから。

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058『WAVES』★4.
まるで3本立てとは、つまり兄編・妹編・冗長編。もちろん冗長編が余計なのは減点材料となる。
サウンドアンドカラーのテーマ通り、現代アートの何かを見ているような視覚と聴覚。
RAVEやLAPが苦手であることもマイナスポイント。
スクリーンの中での主役たちのストレスが、スクリーンサイズの変化に現れていることに気がつけば、本作の素晴らしさを少し理解したことになろう。
いずれにせよ、彼の家族に必要なのは、(それもかなり以前に)アンガーマネジメント教育に他ならない。

「記憶に残して欲しい」三浦春馬さんシングルMVを公開 「Mステ」追悼企画
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=6170107
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