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2020年04月29日23:57

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海外ニュース之雑談帖(その2)―フェルメールの絵の科学的分析

世の中にフェルメールの絵が好きな人は多い様で。わたくし自身は、嫌いではありませんが左程ぞっこん、という訳でもなく。代表作に『真珠の耳飾りの少女』と呼ばれる作品があるくらいは、それでも知って居りますがこの程この絵に科学的調査が加えられたそうで。

<引用開始>

「真珠の耳飾りの少女」 科学調査で隠れた詳細判明

オランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)の世界的名画「真珠の耳飾りの少女(Girl with a Pearl Earring)」(1665年)を所蔵するマウリッツハイス(Mauritshuis)美術館は28日、同作に対し初の科学的調査を行ったところ、モデルとなった少女の「人間味」を高める要素が浮かび上がったと発表した。ただ、少女の正体は依然として謎のままだという。同館によると、国際科学者チームが2018年2月から実施している調査により、少女の目の周りには肉眼では見えない小さなまつげが描かれていることや、一見何もない背景に緑色のカーテンが存在していたことが判明した。カーテン部分は「折り重なった布地」のようになっており、数世紀の間に黒く色あせたとみられる。

同館によると、調査では非侵襲性のイメージングやスキャン技術、デジタル顕微鏡法、塗料サンプル分析法を使用。フェルメールが使った顔料や、さまざまな重ね塗りにより作品を生み出した過程が明らかになった。例えば、フェルメールは少女の耳やスカーフの上部、首筋の位置をずらして絵の構図を修正していた。世界各地の原料も使い、群青色を作り出すために17世紀当時「金よりも貴重」だったアフガニスタン産のラピスラズリ(瑠璃)を使っていた。

一方、真珠自体は「錯覚」であり、「白い顔料の半透明で不透明なタッチ」により描かれ、耳飾りのフックは描かれていないという。

<引用終了>

出典Web:https://www.afpbb.com/articles/-/3280862?cx_part=search

しかし、この絵の真珠が錯覚、だとはねえ。色々な事が解って、楽しみ方もまた増える様な気がします。

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