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2019年07月29日23:57

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新譜之雑談帖(その585)―ブルグミュラー、ツェルニーのピアノ作品

ブルグミュラーやツェルニー、という名前は、わたくしに取りましてはピアノの教則本のイメージしかなく。わたくし自身は、生憎ピアノを上手に弾く、という憧れ心の刺激がなかったため―餓鬼の時分のわたくしは、何か出来ない事を練習して克服して、出来る様になる為の辛抱であるとか、努力という要素が大いに欠落していた為(早い話が、何をやらせても三日坊主)―、ピアノも何回か教わった事がありましたが、全てバイエル止まり。同い年位のピアノを習っている女の子が、ツェルニーだブルグミュラーだ、というのを何かの宇宙人語の様に聴いていたものです。

さてこの程、昔教則用のレコードで出ていたものと異なり、鑑賞用作品としてのブルグミュラー、ツェルニーの練習曲の録音が発売される、との告知が。記憶が正しければその昔、まだエッシェンバッハがピアニストだった頃、この手の練習曲を鑑賞用に録音していたか、と思うのですが、恐らくそれ以来の事ではあるまいか、と。しかも同時期に、ツェルニーのピアノ曲録音も(レーベルは別ですが)発売される、との告知。偶然の一致なんでしょうが、重なるときは重なるものでありますね。

練習曲としては遥か彼方の、わたくしの技量ではまるで手の届かない難曲でありましたが、鑑賞局として聞くとどんなものか。ちょっと面白そうな気もします。


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