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2018年12月20日23:49

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ローカルニュース之雑談帖(その243)―総延長18キロにも及ぶ東京の地下街

距離は幾らか遠回りになりますが、銀座界隈から東京駅辺りまでは、実は地下通路が繋がって居りまして。雨に濡れる事なく移動が可能であります。これはわたくしが社会人になりたての頃、何かの雑誌に出ていて、本当かと思って歩いてみたら確かに出られる事が出来て、随分驚いたものです。最近は地下通路も脚光を色々浴びている様ですが、総延長がこれほどの物とは知りませんでした。

<引用開始>

都心7駅を網の目に 東京駅の地下全長18キロ TOKYO大変身 拡大する経済圏 飲食1300店集積

東京でいま歩行者天国が広がっている。国内だけでなく訪日客も多い「TOKYO」の玄関口である東京駅の下に広がる地下街だ。銀座や日比谷など都心7駅を網目のように結び全長は18キロメートル。直線距離で東海道五十三次の出発点・日本橋から川崎に達する。都心の再開発ラッシュにあわせ地下でも商業施設の集積が進み、巨大な「地下経済圏」が成長している。

「きょうのランチも5000歩を超えちゃった。ソトの天気も気にならないから」。人材紹介会社パーソルキャリアに勤める上田綾菜さんは東京駅前の顔といえる丸ビルで働く丸の内OL。地下街を歩いて話題の店巡りをするのがランチ時間の楽しみだ。そんな彼女の「死角」が日本橋エリアだった。よく足を運ぶ大手町や有楽町と距離はそう変わらない。理由は「会社と地下道でつながっていないから」。地上を歩くと急な天気の変化や信号待ちが煩わしい。その日本橋も東京駅と結ばれるかもしれないプロジェクトが動く。三菱地所による常盤橋街区の再開発だ。高さ390メートルの日本一の超高層タワー誕生が話題を集めるが、地下では地下道の整備も検討中。計画次第では地下経済圏のネットワークがまたひとつ広がる。

日本最初の地下街は1930年に上野駅で開業したとされる。東京駅では37年、旧丸ビルをつなぐ100メートルの地下道が開通。当時は急激に増えた歩行者をクルマから守るのが目的だった。その後は地下鉄の乗り入れにより整備が進んだ。最近は再開発ラッシュによる高層ビルの地下部分を次々と取り込み、まるで生き物の毛細血管のように膨張を続ける。

地下空間利・活用研究所(さいたま市)の粕谷太郎所長が歩いて実測したところ、東京駅を中心にした周辺地下街の総延長は18キロメートル。「クルマが走らず信号もない日本最長の歩行者天国」だ。飲食店情報サイト「食べログ」の集計によると東京駅周辺にあるレストランは約2800店。このうち約1300店は地下にある。地価が高くスペースも限られる都心。地下街は「みなが出店したい一等地」という。

地下経済圏の潜在的なパワーは大きい。例えば東京駅・丸の内側の改札外に17年8月全面開業した「グランスタ丸の内」。飲食店だけでなく雑貨、化粧品など33店を集めた。運営する鉄道会館(東京・千代田)の町村勉常務取締役は「改札内に開いていた『グランスタ』の利用客は年齢層が高めだった。施設を広げて働く若い女性を取り込んだ」と話す。6000平方メートルに満たない施設だが、売上高は17年度で約300億円。10年で3倍に膨らんだ。経済アナリストの森永卓郎氏は「東京駅の地下街の売上高は八重洲と丸の内エリアを合わせただけで2千億〜3千億円になる。トップクラスの百貨店に匹敵する」と指摘する。

<引用終了>

出典Web:https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20181220&ng=DGKKZO39078170Y8A211C1L83000

記事には東京〜日本橋が地下道で結ばれるかも知れない、とした書いてありませんが、実は日本橋から茅場町も、地下道が通って居りまして。現在の東京駅側の地下道と、日本橋側の地下道の未開通区間は50メートルほど。この区間だけ表に出る事をいとわなければ、後は信号や車に煩わされる事なく、ずんずん歩く事が出来るのでありますね。只、そう長い距離を通り抜ける事を前提で拵えられていないので、天井はそれほど高くなくて圧迫感が。また結構なアップダウンがあるので―階段での上り下り―運動にはなるかも知れませんが。

これで東京駅界隈〜日本倍界隈が地下道で繋がった暁には、総延長はどのくらいの距離になるんでしょうかね。

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