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2018年12月13日23:02

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科学技術之雑談帖(その30)―ボイジャー2号の旅路

今を去る事41年前、打ち上げられたボイジャー2号が漸く太陽圏を離脱したとのニュースが。わたくしの御贔屓アニメ映画の『宇宙戦艦ヤマト』では、軽々とワープしてほいほい外宇宙に出て仕舞うのでありますが、現実はそうは簡単にいかない様で。

<引用開始>

ボイジャー2号、太陽圏を脱出 41年前に打ち上げ

41年前に打ち上げられた米国の探査機ボイジャー2号が太陽圏を脱出し、太陽風が届かない「星間空間」に到達した。人工物として到達したのは、2012年のボイジャー1号以来。米航空宇宙局(NASA)が10日発表した。 ボイジャー2号は、未知の知的生命との遭遇に備え、世界各国のあいさつや動物の声、音楽などを記録したレコードを積んでいる。1977年に打ち上げ後、木星や土星などを観測してきた。

太陽圏は、太陽から噴き出した粒子(太陽風)に覆われた空間で、惑星や小惑星などを包む。11月5日、検出器で捉えていた太陽風の粒子速度が急激に低下した後、まったく観測できなくなったことから、太陽圏を脱したと結論づけた。NASAの担当者は「ボイジャーが届けてくれる太陽圏の縁に関する情報は、我々に全く未知の領域をのぞかせてくれる」と述べている。

ボイジャー2号は現在、太陽系の端にある、無数の小さな天体が集まる「オールトの雲」をめざして、地球から約180億キロかなたを飛行している。オールトの雲の内側に到達するには300年、太陽系の外に出るには3万年かかるとされる。地球にデータを送信している原子力電池は2025〜30年ごろに尽きると予想されている。

<引用終了>

出典web:https://www.asahi.com/articles/ASLDC3DFBLDCULBJ002.html

甚だ気宇広大な話でありますが、記事にもある原子力電池が尽きる迄、色々なデータを送り続けてほしいものです。

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