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2018年03月31日23:44

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新譜之雑談帖(その463)―ビルギット・ニルソン録音集成

ビルギット・ニルソンと言えば、1950年代以降、ドラマティック・ソプラノとして一世を風靡した大歌手でありまして。オペラ歌手についてはわたくし明るくないのですが、それでも1950年代を中心に活躍した、先輩格のキルステン・フラグスタートと共に、この二人の歌手の存在なくしてワーグナーの楽劇は語れない、くらいの事は知識として持って居ります。

そのニルソンが、現在はユニバーサル傘下のDG、デッカ、そして旧フィリップスに残したオペラの全曲物を中心にした、録音集成が発売されるとの告知が。告知文章の中に、ワーグナーの指輪の録音「2種類」とあって、はてなショルティとの指輪には、確かに出演していたけれど後もう一つとは、と思ったらベーム/バイロイトの実況録音盤でありました。なんてこったい。/(^o^)\

ことほど左様に、歌劇の録音に関して疎いわたくし、でありますがそれでもニルソンがワーグナーに止まらず、広汎なレパートリーを有していて、数多くの録音を残している、位は知って居ります。収録曲目を改めて見ると、これは壮観でありますね。それでもつい先年に没したと思っていたら、もう生誕100周年を迎える事になるとは(享年87、という事ですから、わたくしの様なぢぢいの感覚ですと、他界したのがつい先年、という所)。

わたくしは(繰り返す様ですが)歌劇の音盤に関心が薄いので、やりくり算段をして入手を図ろう、と迄は思わないのですが、偉大な歌手の足跡をたどるには好都合の録音集成ではないか、と思います。これからこれほどの存在感を持った歌手が出て来る見込みは、なさそうですね。
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