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2018年03月01日23:55

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歴史之雑談帖(その199)―藤原宮大極殿址の発掘調査

最近の研究では、藤原宮は日本で最初の本格的な条坊を備えた京、という位置付けがされている様で。まだ独身時代に明日香村周辺を、レンタル自転車で走り回った事がありますが、そのころは未だ発掘調査もそれほど進んでおらず、大極殿址がこんもりした林となっていただけ、であった様な記憶が。その藤原宮の大極殿址の発掘調査が行われたそうです。

<引用開始>

東側回廊は長さ152メートル 藤原宮跡の大極殿院

奈良県橿原市の藤原宮跡(694〜710年)で、天皇が執務をした「大極殿」を囲む回廊の東側の長さが約152メートルと分かり、奈良文化財研究所が1日、発表した。研究所は「大極殿と回廊で構成され、宮の中心部分である大極殿院の全体像がより明らかになった」としている。研究所は東側回廊と北側回廊が交わる角部分を発掘し、東側回廊の北端部分に当たる柱の跡を含め、礎石を置いた跡を15カ所確認した。南端部分も調査しており、全長が分かった。

東側回廊は通路が2本ある「複廊」で、2本分の幅が約6メートルと判明。複廊は格式の高い建物にみられる構造で、大極殿の四方を囲む回廊はいずれも複廊だったとみられている。また大極殿院を造営する際に、くぼ地に瓦片やくだいた凝灰岩をまくなどの整地がされていたことも分かった。藤原宮は国内で初めて本格的な都城を築いた藤原京の中心部分。現地説明会は3日午後1時半から。

<引用終了>

出典Web:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27565190R00C18A3CR8000/?n_cid=DSTPCS001

毎度毎度思うのですが、こういう時は関西の住人が本当に羨ましいですねえ。一度こうした生々しい発掘現場の説明会、というのに出掛けたいものです。
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