クリスタ・ルードヴィッヒという名前は、わたくしにとりましてはカラヤンやベームの、オペラや声楽曲の録音で御馴染のお名前。そんなことから歌手としては、DGと専属契約を結んでいたのだろうと漠然』と考えていたら怖い蟹。この度生誕90周年記念として、ワーナー・クラシックスからリサイタルの録音集成が出るとの告知が。
纏められた演奏の録音年代を見ると、1950年代後半の物が多い様で。声域がメゾ・ソプラノでありましたから、ソロ・リサイタルの録音もソプラノ歌手に比べると少ないのだろう、と思いますがそれでも録音集成としてまとめられるだけの数があったのでありますね。
曲目は独逸の作曲家の作品が大半を占めていますが、それでもサン・サーンスやラヴェルの作品もある様で。わたくしは歌手の録音を聴く習慣がないので、へえと感心するだけでありますが、愛好家の方々にとっては興味ある録音集成なのでありましょう。
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