ロミオ+ジュリエット久しぶりに観るとオモシロかった。かつては、冒頭のメディアの入れ方、過剰な報道やゴシップショーといった流行りだったものをモード的に取り入れている感覚が陳腐に思えたし、MTV的な映像の羅列が腰が据わってない軽いものに感じたし、シェークスピアの台詞をそのままにしてギャング映画的なノリも鼻についたが、シェークスピアをオリジナルなままやってあーした映像を組み合わせるのをエクスペリメンタルなものとして捉え直して観てみると、見方も変わり、水の映像など主演のふたりに合っていて、素敵なラブストーリーにみえてくる。バズ・ラーマンはやはりオーストラリアだから、当然だけど、PTAやトッドヘインズのアメリカなものではなく、ジョージ・ミラーにも通じる大陸的なものを感じる。それにしても、ディカプリオ、若っ。いつまでも年をとらない印象だけれど、このときはやはりワカっ。若い。クレア・デインズ、最近はどうしているのだろうか。My So-Called Life、とても素敵なドラマでした。
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