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2016年04月21日00:29

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映画之雑談帖(その26)―『名探偵コナン・純黒の悪夢』鑑賞記

さて。ゴールデン・ウィーク期用のアニメ映画として、すっかり定着した感のある映画版名探偵コナン。豚女が小学校低学年の頃からのファンですので(尤も親を付き合わせるのは、映画館で食すポップコーンがお目当てなのですが)
、今回も例によって例の如く映画版を観に行く事に。

今回はコナン君の身体を縮める元凶となった(その割にどんな企みを企てているのか、良く解らない)、悪の組織である『黒の組織』とのバトル物。まあ子供向きのアニメ映画に四の五の突っ込んでも仕方がないので、いちいち論う事は止しにしますが(組織内に潜り込んだ警察側の二重スパイを割り出すために、警察本部に忍び込んで、極秘のデータを盗み出すのが物語の発端、なのですが二重スパイの存在を、警察組織に潜り込まなければ割り出せない様では、相当組織としても統制が緩んでいるじゃあるまいか、と云った点は不問にするとしまして)、まあそれなりに面白く見たのでありました。

只、組織を裏切った者を抹殺するために、オスプレイを持って来て、派手に機銃掃射を掛けるのは如何なものか、と。国籍不明機が国内を我がもの顔で飛んでいれば、幾ら呑気な自衛隊でもスクランブルを掛けて出撃、抵抗する様であれば撃墜されるのは必至。そんな所から簡単に足が付いて仕舞うのでは。それならばまだ機関銃搭載のドローンを沢山飛ばして、抹殺に当たる方が妥当じゃないかなあ、と思って仕舞ったわたくしは、矢張りすれっからしなのでありましょうか(嗤)。
まあ、解りやすいクライマックス・シーンを拵えないと、年少の観客ががっかりしてしまう、と云う点も考慮しての事、でありましょう。全体としてはストーリー展開に左程の無理もなく(子供用映画、として見た場合。尤も『名探偵コナン』は、所謂『大きなお友達』を想定して映画を作ってはいないでしょうから)、出来は良かったのではないか、と思います。

初日・二日目の興業成績の上々であった様で、来年のこの時期もまたコナン君の活躍が楽しめそうです。
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