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2016年02月29日22:20

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菜月の実感-桜組ラスト東京(02)

「今回で、桜組が東京でライブするのは最後でした」
「今日が1番、桜組の卒業を実感しました
3月で活動が終了です
って改めて、改まって口にして
もう会えない方がいて
もうこられない場所で
いつもより声援が大きくて
笑顔の方がいて
泣いてる方もいて
最後のステージ
最後の曲
最後の音
最後が近づくにつれて
みなさんの顔を見るのが辛くなって
歌うときに少し目を瞑ってしまったけど
一人一人と目を合わせるように頑張って
最高に楽しめた!
寂しいんだけど、やっぱりすごく楽しくて
だから、寂しいなって思いました」
「みなさんのおかげで
自信を持って、責任感を持って
心から楽しんで
たくさんの挑戦ができて
この経験は一生の宝物です」

■菜月ちゃんのブログ「last TOKYO」(2016-02-28)より
http://ameblo.jp/natuki-0915/entry-12133796531.html

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18歳の女の子が書いたブログ。
覚えず、涙する。

まぁ、ライブ会場でも泣いてしまったのだが(笑)。
ステージの上から見られていたかな?

人は、ときに、表面的な言葉に心を動かされることもある。
でも、表面的な言葉ではないものによって心を動かされることもある。
その言葉の向こう側に、「ほんとうのこと」があるような場合だ。

上に引用した菜月ちゃんの言葉には、「ほんとうのこと」が込められていると僕は信じる。
彼女は賢い。必要であれば、言葉を飾ることも知っている。
だけれども、ここの書かれているのは、飾りのない「ほんもの」の言葉だ。

言葉が「ほんもの」であるのは、彼女が「本気」だったからだと思う。
その「本気」が、人を動かし、人を集め、声を上げさせた。

それは、片田舎の何の後ろ楯も持たない女の子の行為としては、ひとつの「奇跡」だったのだと思う。
その奇跡の瞬間が、昨日、終わった。
終わり方としては、最高のものだったと思う。
予想を超えていた。

「寂しいんだけど、やっぱりすごく楽しくて
だから、寂しいなって思いました」

切ない言葉だと思う。

「本気」を尽くしたからこそ味わえた感慨、実感だろう。

「アイドル」というものに偏見を持っていた、かつての自分を恥ずかしく思う。

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菜月ちゃんが高校3年生になる前に「卒業」することとなった事情について、桜組を運営してきた渡部社長は次のように書いている。

「菜月 > 就職を視野に入れ学業に専念します。」
「菜月について...。
家庭の事情もあり、就職することを視野に入れ卒業後のために学業をおろそかにはできない、と判断したようです。もともと資格を取るための試験等が多い学校ですので、3年生は非常に忙しくなります。」
https://www.facebook.com/naoaki.watabe/posts/1085934401451906

菜月ちゃんの将来、彼女の現実を考えると、今の時期に桜組を「卒業」することが、ベストという判断であったようだ。
多分、その判断は正しい。
感情に流されることなく、冷静に、そして真剣に彼女のことを考えれば、最適な判断だったのだと思う。

だから僕も、寂しさを乗り越えて、「卒業」までの残された時間を楽しみたいと思う。

■渡部真証社長のコメント
・北斗夢学院桜組の活動終了について。
https://www.facebook.com/naoaki.watabe/posts/1084412934937386
・地方都市でアイドルグループを運営するということ
https://www.facebook.com/naoaki.watabe/posts/1084859331559413
https://www.facebook.com/naoaki.watabe/posts/1084964224882257

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