mixiユーザー(id:5087127)

2015年12月29日00:46

455 view

新譜之雑談帖(その251)―タール&グロートホイゼン・ピアノデュオ(10CD)

ソニー・クラシカルからは、定期的にボックス・セットが発売になっているのは衆知の事と思います。先達て早々と、年明けに枚数的には少し小ぶり(CD10枚組)のセットの発売が告知されました。ふうむ、ペライアにパールマンに五嶋みどりに……と思ってみていると、タール&グロートホイゼンの名前が。はてな、何処かで名前を聞いた事がある様な。と思いつつ、年末の慌しさにまぎれて殆ど忘却の彼方、であったのですが。漸く年内の業務も終えて、ほっと一息ついた所で可也老朽化の進んだ脳味噌をちょっと絞って考えてみると。

確かブラームスのハンガリー舞曲とワルツを録音した音盤を持っていなかったか、と思い当たる節があって。此処暫くアップデート作業をサボっていて、入力すべきデータが溜まって仕舞っている音盤リストをみてみるとこは如何に(正しくはこは如何にも何もあったものじゃあないのですが)。
確かにわたくしが所蔵しているこの曲の録音は、このピアノ・デュオによるもの。この演奏は今回の10枚組のボックスにも収録されていました。なんてこったい。

収録曲目を見ると、ツェルニーの曲はあるわ、ワーグナーのオペラ・楽劇の序曲はあるわ、中々バリエーションに富んで居ります。しかし、個人的にはゴールドベルク変奏曲の編曲版。ゴールドベルク変奏曲と言えば、グレン・グールドの演奏が圧倒的に有名でありまして。わたくしは個人的にはペライアの演奏も中々御贔屓なのですが、本来ピアノ独奏曲を敢えて連弾版に編曲しているというのが、興味をそそりますね。

此処の所、10枚超のボックス・セットをあれこれ買い込んで、それらのボックスが未整理のままなのでありますが、この位ならば……と悪い病気の発作を起こしそうなのが、我ながら情けないのでありますが。年末年始は格別何処かで遠出をする予定もないので、精々馬力を掛けて整理に当たりたいと思います。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する