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2015年12月11日00:37

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海外ニュース之雑談帖(その21)ークマのプーさんのモデルの遺骨

『くまのプーさん』と言えば、英国の作家A.A.ミルン作の童話で、誰でも一度は読んだ事があるお話であろうと思います。尤も版権を巡って、ミルンの原作の挿絵を書いた画家(わたくしはこちらの方が好きですが)と現在プーさんのアニメを制作している某ディ○ニーと、色々揉めたりした事があった様ですが、それはさておき。

プーさんは原作ではウィニー・ザ・プーと云う名前なのでありますが、実はモデルとなった熊が実在したそうでして。わたくし無知蒙昧なものでそんな事も知らなかったのですが、そのモデルになった熊の遺骨が見付かったそうです。おやおや。

<引用開始>

プーさん蜂蜜食べ過ぎ? モデルのクマの骨見つかる

世界の子どもたちに愛される人気キャラクター「クマのプーさん」のモデルで、ロンドン動物園で飼育されていた雌のクマ「ウィニー」は、多くの訪問客から蜂蜜や甘い物を与えられた結果、晩年はほとんど歯の無い状態だったことが最近の研究で分かった。英メディアが報じた。

ウィニーは1934年に動物園で死んだ後、英国の王立外科医師会が頭蓋骨を他の動物の骨などと一緒に保管した。最近になって所蔵物の点検中に骨が見つかり、ロンドンにある医師会の博物館が骨の展示を始めた。博物館によると、公開は初めて。

ウィニーはカナダで獣医師に飼われていたが、1910年代にロンドン動物園に寄贈され、人気者に。26年に発表された「クマのプーさん」原作者A・A・ミルンの息子、クリストファー・ロビンがウィニーのファンとなり、クマの縫いぐるみに「ウィニー」と名付けたことが作品のヒントになった。

<引用終了>

出典Web:http://www.sankei.com/photo/daily/news/151210/dly1512100024-n1.html

しかし、英国は色々な物をとっておくのが好きな国、ですねえ。昔駐在員稼業をしていた頃、大英博物館で「贋物展」と云う、色々な偽物・紛い物・インチキな品々を並べた展覧会をやっていて、観に行った事がありましたが、人類学では有名な、ピルトダウン人の化石やら、コナン・ドイルが大真面目に信じ込んだ、妖精の写真なんてものが展示されていて、一驚を喫しました。更にはその昔、偉い学者先生をからかう為に拵えられた、「ノアの箱舟」の大洪水時に犠牲になった生き物の化石、なんてもの迄あって、そんな物までとっておかなくても、と大いに呆れ且つ大いに感心した事があります。ウィニーの頭蓋骨くらいは、驚くに足らないのかも知れません。
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