『
若さは向こう見ず』
『バルフィ! 人生に唄えば』で知名度を一気に上げたと思われるランビール・カプールと『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』などのディーピカー・パードゥコーン共演のボリウッド青春映画。
女友達アーディティー(カルキ・コーチリン)、バニー(ランビール・カプール)、アヴィ(アーディティヤ・ローイ・カプール)と同級生のヤンチャグループに一人シャイな優等生ネイナー(ディーピカー・パードゥコーン)がまじってのプチ旅行で仲良くなり、永遠の友情を築き上げたかに見えた…。
しかし、現実は…。
ティーンの若さ弾ける前半と社会人となって現実に直面する後半からなる。
基本的に男女四人をメインとする恋と友情物語が歌と踊りで彩られる。
いつものボリウッドといえばその通りだが、衣装のカラフルさに雄大な景観やキレのあるダンスは見ごたえある。
予定調和の世界ではあるが、少し畳み方に不満がないわけではない。
いかにして自分の殻を打ち破れるのか、新しい自分に生まれ変われるのかがテーマなのかと思うが、今一歩破り切れてない気がする。
インドについての予備知識があると深く楽しめるかな?
しかし、インドの結婚式は沢山の招待客を呼んで実に盛大に行われるんだな。(一説には年収4年分かかるとか…、本当か?)
映画でもならわしどおり1週間行われる。(一般的に3〜7日らしい。)
それなら様々な人間ドラマも生まれよう。(笑)
昭和っぽい邦題がついているが、ヒロインも日本人にはなじみやすい顔立ちをしている。
アーディティー役のカルキ・コーチリンがやけに欧米人っぽい印象だと思ったらインド生まれのフランス人なんだそうで、なるほどと合点がゆく。
試写会@JICA地球ひろば 国際会議場…なんだけど、機材トラブルで何度も映像が途切れたのは悪い印象を与えてしまったか。
ここまで酷いのは初めてだな…。(劇場なら返金レベル)
8月15日からシネクイントで公開。
JICAにいたキャラ(?)。特撮の悪役かと思った。
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